2018年03月01日

わたモテ感想[喪130]モテないし遠足が終わる


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「食べさせてますがな」とは言わせないネモ流ネゴシエーション

長かった遠足編は今回で終わりのようです。

ネモともこっちが、今日1日でここまで濃密に仲が進展することになろうとは、誰も予想だにしていなかったに違いないし、ネモ以外にも様々なドラマがありました。アレコレ化学反応した一方で新たに構築が始まった人間関係の行方は、学校生活(日常)に持ち越されていくことになります。

今回のゆりちゃんはネモから宣戦布告交友宣告を受けます。ゆりちゃんはもこっちの友達だし、同じキーホルダーを持っている仲だからと。

今後のゆりちゃんの交友関係の広がりの始まりを予感させる回です。



point in common
ネモはゆりちゃんがもこっちと仲が良いことを知っています。学校でいつも仲良くつるんで姿を見ていたのでしょう。ネモは慧眼で、この2人の仲が相性的に良いことを見抜いているように思えます。

今後、学校で(お気に入りの)もこっちと絡んだりつるんだり仲良くする上では、ゆりちゃんの存在を無視できないし、蔑ろにできません。ゆりちゃんと仲良くなりたいとも、思っているでしょう。仲良くなるには、話題でもアイテムでも、なにかしらの共通項があると心理的に捗るものです。


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相手を追い込むネモ流おねだりの術

ゆりちゃんと加藤さんに渡していたモーさんキーホルダーを見て、自分にもなにかプレゼントが欲しいと思ったネモはもこっちにグイグイと攻め込みます。袖の中に手を隠しながらそれを見つめるゆりちゃん。見事、ラスト三つ目のモーさんキーホルダーを引き当てゲットするネモ。

同じモーさんキーホルダーであっても、ゆりちゃんや加藤さんほど喜んではいないのは、もこっちからの自発的な気持ちからくる恵与でないからでしょう。ネモにとって重要なのは、ゆりちゃんが持ってるキーホルダーと同じアイテムであることです。

なので、すかさず


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……(真顔)。

とゆりちゃんに伝えます。

もこっちは2人のやり取りを真顔で見ていますが、ゆりちゃんの表情もまた描写がないだけで真顔のはずです。ゆりちゃんの真顔はポーカーフェイス。

ネモはゆりちゃんと仲良くなりたい意図があっての共通項としてのモーさんキーホルダーですが、ゆりちゃんにその意思はありません(ネモが自分と仲良くなろうとしていることへの意図も読めていないのでは)。モーさんキーホルダーは、2人で行動していた時に黒木さんから自発的にプレゼントされた特別の証に他ならないからです。


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ゴゴゴ…(真顔)

元よりポケットに手を突っ込む癖があるゆりちゃんですが、これは両手を突っ込んで握りこぶしを作っている様が明らかです。やり場のない苛立った情動の存在を隠しきれません。


不快な苛立ちを解消するために、人はどうすべきか?
1.怒りのはけ口として破壊行動に出る(八つ当たり)
2.苛立ちの原因を攻撃する(対象となる人もしくは物に暴力を振るう)
3.「なぜ、いま自分は苛立ったのか?」と自己分析する
4.黙さず積極的に相手もしくは他人と会話をする
5.クールダウンのため、1人になる
etc.


1.2.はひどく感情的な行動であり、「自分が怒っている」ことを態度で示すことは精神性の幼さを感じさせます。

例えばこのコマの直後、ゆりちゃんがネモに裡門頂肘を叩き込んだりネズミーランドの備品を怒りに任せて破壊したりすれば、一部読者からの喝采が得られ、ゆりちゃんもまた鬱憤が晴れることになりましょうが最大瞬間風速にすぎません

いかなる事情があれ、暴力は歪みを残しこそすれ良い結果を産まないものです。長い目で見れば、必ずマイナスにつながる軋轢となります。とくに感情のもつれが原因で、人間関係において暴力行為を働くのは片道切符に他なりません。

「狂犬」「暴力系ヒロイン」と讃えられるのは二次元の世界だけです。現実世界では誰からも不気味がられて疎んじられ、社会からはじき出されていくことになります(うっちーや着ぐるみの腕を強くつねったり握ったりしたのは贔屓目に許容範囲ということでおねがいします)。

いきなり真子さんの腕を叩いたり、隣に座るもこっちに肘打ちしたりするゆりちゃんですが、これは親しみを感じている相手に限局した、言葉でのコミュニケーションに詰まった時の咄嗟の「ツッコミ」なのでしょう。やたら相手の背中を叩く酔っ払いのような、さしたる悪意のない行為なのではないでしょうか。

ゆりちゃんが今後、ネモと肝胆相照らす仲になっていったら、ネモに物理攻撃を加える姿が見られる日が来ると思います。酔っ払った姿のゆりちゃんが見たい。

3.と4.は、個人的に私が心がけている対処法です。怒りの感情が湧いたら、その事実はさておき、何がそのトリガーであったかを瞬間的に分析するよう心がけると良いのです。

コレコレの理由で自分は腹を立てているのだな、と造次ながら客観的になるだけで怒りの感情は落ち着く方向に向かいます。話が少し戻りますが、この時に怒りの感情に任せて1.2.の行動をとると、まさしく火に油、火事にナパーム弾でありまして、怒りの感情が余計に昂ぶることになります。

小鍋は直ぐに沸騰するもの。お湯が沸きつつあっても、差し水をするだけで沸騰を避けることができます。不機嫌な時に不機嫌任せに行動するといつまでも不機嫌な気持ちのままなのです。怒りの感情が燻っていても、不機嫌な心境できますあったとしても、意図的に他人と会話することも有効な対処法のひとつです。他人とコミュニケーションをはかるというのは、冷静に努めなくてはならないという心理が働くことで、案外に昂ぶる感情を落ち着けてくれるようです。


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ゆりちゃんはひとり 静かに立ち去り、集合場所(推定)に向かっていました。5.の行動です。

心理的に追い詰められた時に有効なのは集団から離脱して1人になることであり、それをして人は客観的に自分の立ち位置を理解し、回復し、また元の場所に戻って行くことができる。失踪や家出、一人旅などは、自分探しと揶揄されることがあるけれども、追い詰められた人が再び社会の中に復帰して行くためには有効なプログラムであったりするものです。

小難しく考えずとも、これは「実にゆりちゃん」な行動であります。そもそも以前のゆりちゃんなら、そのまま帰宅していたのではないでしょうか…。

無断での単独行動とはいえ、約束に場所に向かうのは「4人」でナイトパレードを見たい気持ちがあるからでもありますし、2年生最後の打ち上げ会のように、立ち去る自分を追ってきてくれる3人の姿を無意識下で期待しているのかもしれません。

誰の姿もないので、みんなのために場所取りをはじめます。

一方その頃、別の場所で吉田さんが迷彩柄のレジャーシートを敷いて場所取りをしている姿がありました。ナイトパレードの待ち合わせ場所はここだったのです。もこっち、ネモ、岡田さん、加藤さんがやってきます。ゆりちゃんがここに向かっていると考えていたのです。


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耳を装着し直して座ってパレードを見ながらひとり待ち続けるゆりちゃん。目に前には幸せそうな家族の姿。

「吉田さんも他の人もこない……」

このセリフは、考えすぎかもしれませんが寂寥感があります。もこっちも真子さんも他の人扱いだからです。「吉田さんだけはきっと居てくれる…」という、期待と甘えが強く入り混じった心境にあると考えられるからです。耳をつけているのは、今の自分が楽しい遠足の延長にいると思いたい心理と、私を見つけて欲しいという甘えの表れでしょうか。

そんなゆりちゃんに声をかけたのはネモでした。

「吉田さんがね もしかしたらこっちにいるんじゃないかって言ったから 私が来たんだ」
「そう」

場所を間違えて居たんだね、吉田さんが(あなたのことを)気にかけてたよ、という安堵を感じさせるニュアンスで、ネモの言葉選びの巧みさを感じさせます。勝手に1人で行くからという非難の念はありません。でも、ちょっと急所を突いてみるのがネモ流。

「クロか吉田さんが良かった?」
「別に」

気の利かない昔のAIみたいな返答ですが、心を許していないゆりちゃんはこんなものです。少なからず苛立ちも混じっているでしょう。その上で「構わないで欲しい」ことを匂わせるつっけんどんな態度をとることが、気持ちが更に苛立たせていることでしょう。

ネモはそんなゆりちゃんのことはお見通しなのでしょう。けれども、別にそのことを気にするそぶりも見せず隣に腰掛けます。

「もうパレードも終わるしここで場所取りしとこうか?」
「………」

ゆりちゃんは否定も肯定もせず黙したまま。ネモが絡んでくることを観念したようです。


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「今日一回も田村さんと一緒にならなかったね」
「……うん」

これは現状の2人の関係を改めて認識する言葉です。田村さんと話をするのは今日が初めてで、一緒に園内を回ったけれどもペアになることはなかったね、と。

これは親密になれる機会を逃していたよね、という意味にもとれるし、私は田村さんと親しくなりたいのだと遠回しに匂わせています。ゆりちゃんは漠然とそのことを感じ取ったのではないでしょうか。沈黙の後、適当に相槌を打ったわけではありますまい。

ゆりちゃんは耳を外さないままネモの話に傾聴しています。

「最近さー 私の中で本音で話すのが流行りだから聞いちゃうけど」
「田村さん 私のこと嫌い?」
「別に嫌いじゃない 好きでもないけど……」
「いいね クロの友達だけあって普通に答えじゃないね」

この場面、ネモとの唐突で慣れない会話が始まったにせよ、ゆりちゃんの心には小さく嬉しい気持ちが沸きつつあったのではないでしょうか。押しの強い第三者から、黒木さんの友達だと言われ、黒木さん同様に普通じゃない(カテゴリーが同じ)と肯定されて認められているわけですから。嫌いじゃないし好きでもない、と答えたゆりちゃんも本音でのことしょう。


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「2年の頃だったら田村さんと仲良くなる必要もないしこのまま近づかなくなってただろうな」
「でも今は違うから これからも田村さんが嫌でも絡んでいくよ 友達の友達で同じキーホルダー持ってる同士だしね」
「別に嫌ではないけど……」

ネモはゆりちゃんに本音トークを続けます。2年の時の自分は偽っていたのだと。その頃の自分に戻る意思もないのだと。そして、もこっちとだけじゃなくあなたとも親しくなりたいのだと。

ゆりちゃんの返答は曖昧模糊としていて歯切れが悪いですが、これはコミュ障なりのニュアンスアンサーというやつで、真意のほどは「(根元さんの考えは)分かったよ。私は気にしないよ」ということになります。ネモを受け入れたのです。

そのことはネモも会話を通じて察したことでしょう。緊張が抜けたように軽い話題に舵を切ります。

「あっそうだクロね おみやげ屋でまた同じキーホルダー買ってたよ 味しめたんじゃない」
「……バカだな」
「ねぇ バカだよねー」

ここの会話が今回のハイライト。2人が共有して知っている「お馬鹿なもこっち」をネモらしい明るく剽軽に話題に挙げます。

(鈍感すぎる黒木さんは本当に)馬鹿だと、共感し合えたことでしょう。ふたりの心が通いあい始めた瞬間です。プロ同士、多くは語らず、ネモとゆりちゃんの表情が敢えて描かれていないのが良いです。ネモは笑い、ゆりちゃんは少し和らいだ表情をしていたに違いありません。

この直後に合流してゆりちゃんに話しかける吉田さんが何ら一切の違和感を感じていないところからも、「普段のゆりちゃん」だったはずだからです。

「そうなの?」
と平常運転に戻ってるゆりちゃんがかわいい。


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残念ながら、デート中に偶然、元カノと遭遇したシーンではありません

ナイトパレードは一緒にはかないませんでしたが、花火には合流がかないました。

花火が打ち上げられるまでの30分の間になにがあったかは分かりませんが、ゆりちゃんは吉田さんともこっちに挟まれたベストポジションにいます。目隠れさんにプレゼントされたウサギのぬいぐるみを、寒くないようにと服の中に入れて抱える吉田さんが可愛い。

真子さんもここにいれば…とふと思ったであろう吉田さんとゆりちゃんは、南さんと行動を共にしている真子さんの姿がそばにあることに気づきます。ふたりとも話しかけることはせず無言なのですが、吉田さんは嬉しく安堵したことでしょう。一方、ゆりちゃんがどう思ったかは、想像することが難しい。南さんといる真子さんの姿に嫉妬も嫌悪もなく、否定も肯定する気もなく、そのことをニュートラルに許容する自分がいることへの気づきでしょうか。


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シレッともこっちの横に立ってるうっちーと、コマで見切れて姿のない南さん。これからの行方を暗示するようなコマです。

素直に解釈するなら、遠足編6人組が今後のメインパーソンとなり、そこに加藤さんと岡田さんが加わってくるのではないでしょうか。南さんに引きずられて真子さんが脱落するとは思えませんが、南さんにつきっきりで真子さんが一時的に離脱する展開は考えられます。最終的には、南さんは救いのある終わり方を迎えることになるでしょうが、安易な予想は立てられません。

真子さんがそばに居なくなった間に、ゆりちゃんが少しずつ独り立ちするように成長していく姿が見られるかもしれません。その途中に、実はもこっちがゆりちゃんのことを友達として素直に気にかけてくれていたことに気づいて悶々とする姿が見られるかもしれません。ゆりちゃん萌え〜

ゆりちゃんは、やっぱいいなあ…




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こんなところからスタートした遠足編ですが、みんな楽しかったと満足したようで、読者の嬉しさもひとしおです。おつかれさまでした。

次回は箸休め回になるか、新章スタート的に学校生活(日常回)が始まることでしょう。

細かな隙間時間の出来事や、花火が終わってからのそれぞれの帰路については、単行本のおまけ漫画で補完されることになりそうです。加藤さん絡みのネタが鉄板ですかね、やはり。

ゆうちゃんへのお土産もまた、モーさんキーホルダーになってそう。「これやたら人気あるみたいで〜」と得意げに顔を輝かせてプレゼントして、自分も装備して、残りを智貴くんに渡すのでしょう。そして、文化祭に遊びに来たゆうちゃんが身につけているモーさんキーホルダーをゆりちゃんやネモが見つけるまでが鉄板。私の妄想です。はい。

ラベル:わたモテ
posted by ぎゅんた at 19:47| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月27日

『DEAD SPACE 2』(Xbox360)




名前の通り『DEAD SPACE』の続編である。
ゲームシステムは前作を踏襲しておりさしたる変更はない。安定パイ続編。

奇をてらった路線の続編ではなく、正統派路線が貫かれている。ストーリーは前作の厄災のスケールアップを汲んだものになっているし、ネクロモーフの種類、工具及び武器、スーツの種類が増加している。それはつまり、主人公はより苛烈な戦いを強いられることでもある。ディスク2枚組でボリュームも増した。膨大な開発費が注がれたに違いないビッグタイトル。


久しぶりに遊ぶと、やはり折り紙つきの面白さだ。難易度Zealotでのプレイが本来の難易度だと思われるが、気を抜けば大ダメージを受けるし一方的に嬲り殺されたりする。集中力に乗ってプレイしていると、不思議なほどダメージを受けないまま気持ちよく局面を突破し続けることができるあたり「分かってる」つくり。

もっとも、散漫な意識でプレイしているとつまらない被ダメの連続と死亡シーンが続くことで気分が萎えてストレスになるだけだが。




遊び易い作品にはなったが
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前作と違って全体的に操作感がシャープになっている。その中で、ステイシスの時間回復とクイックチャージ(ステイシス・パック所持時)が実装されたのは地味ながら大きい変更かもしれない。

本作では、場面場面で一度に登場するネクロモーフの数が増加しただけでなく、こちらに向かって積極的に駆け寄ってくる姿が目立つ。これはつまり、ステイシスを駆使して戦えということであり、実際にそのスタイルを前提にしたような敵配置になっている。一方から猛スピードで迫り来るネクロモーフをステイシスで足止めして、反対方向から挟み撃ちにくるネクロモーフを手早く片付けて切り抜けないといけないような場面が目立つ。ステイシスなしで切り抜けるのは不可能ではないにせよ、かなりの危険を伴う。

初代『DEAD SPACE』では、ステイシスはリチャージしなかった。ステイシスという技術を使用してなんらかの作業にあたる必要のある(そういう設定の)部屋の壁に仕掛けられたリチャージャーを利用して回復するか、アイテムのステイシス・パックを使用して回復するしかなかった。

アイテムのステイシス・パックは咄嗟に使用できないので、リチャージャーのある部屋(ステイシスが使い放題)はサービスゾーンのようなもので、相当に有利な戦いが可能であった。勿論、リチャージャーが近くにない場面での戦いが多いわけだが、工具をうまく使いこなしたりBenchで強化することでステイシスがなくとも切り抜けられる程度のバランス調整はなされていた。特にプラズマカッターは重要で、エイミングが正確であれば、高難易度であっても、ほとんどの敵を部位切断で瞬時に始末できる。慣れれば数で攻められても冷静に一体づつ、部位切断によって瞬時にバラして始末できるようになる。解体仕事人のようなスピーディでクールな様は、自己満足とはいえ気持ちが良いものだ。

部位破壊が苦手なプレイヤーや、そもそも部位破壊もクソもないネクロモーフが相手であれば別の工具が用意されている。その使い分けも戦略上、重要だ。

ひとまずステイシスは戦いに必須ではなく、戦いを安全に有利に運ぶためのサポート・ツールであり、メインの使用は行く手を阻むオブジェクトの速度低下であった。ステイシスなしで攻略して行くのは、上級プレイヤーである証でもあったし、チャレンジ要素でもあった。


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一方、本作『DEAD SPACE 2』では、ステイシスなしで全ての場面を切り抜けられるほど甘くない。派手な戦闘を盛り込みたいがために数で押される内容になったためだ。部位切断で手早く倒せる『DEAD SPACE』ならではの要素は健在だが、前作ほどその恩恵に預かれない感じだ。数に押されたり、異常にタフだったり、超高火力の工具(銃器)なら胴体撃ちで始末するのが手早くなっているからだ。

ネクロモーフとの戦いは、ステイシスを積極的に用いることが前提になっている。迫り来るネクロモーフを片っ端からスロー化させて火力でねじ伏せて始末するか、そのまま逃げてやり過ごすかをプレイヤーに問うているところがある。実際に、ステイシスをかけて駆け抜けてしまうべき場面がいくつも存在する。戦うにしても、数に押され負けするためにまとめて始末する火力押しスタイルにならざるを得ない場面がある。正確な部位切断で1匹づつ始末して対処することは可能だが、ステイシス抜きでは容易ではない。押されて不本意なダメージを受けることになるだろう。本作のようなサバイバル系TPSでは、被ダメージはプレイヤーの集中力を大きく削ぐ。すると「リズム」が崩れ、再びダメージを受ける悪循環に陥り、なし崩し的に嬲り殺されることになる。

難易度が高くなったことが原因で、ダメージを頻繁に受けることが当然であることを証明するかのように、回復アイテムが所々に出現する。しかし、被ダメージによって切れた集中力の前には無駄な資源に過ぎない。とにかくダメージを受けずに局面を乗り越え続けられることを優先することが、本作の攻略だけでなく気持ちよくプレイする秘訣である。




英語でプレイして英語に浸ろう
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人体の部位切断や破壊がゲームに盛り込まれていることが理由で、前作も本作も日本では発売されていない。プレイするには海外版を購入する必要がある。必然的に英語表記になる。音声も英語となる。

前作同様、ロケーター機能があり、ミッション内容の表示もあるために英語を母語としない国のプレイヤーも遊べるよう配慮されている。英語音声は「F-word」がバンバン飛び出すネイティヴ仕様であり、私のような「英語のできないニッポンジン」には聞き取れたものではないが、字幕表示がなされるので曖昧でも大意を掴むことはできる。オーディオ・ログやテキスト・ログは豊富に出現するので、英語のヒヤリングとリーディングができる。学習じみた英語教材は反吐がでるが洋ゲーなら受容できるあなたへの強い味方だ。英語に触れたいと思ったら、自分の興味がある分野の英語に触れるのが一番だ。海外のWikiにアクセスして、ゲームの内容に関する英文を読むのも、楽しいことだ。




Zealot攻略のための個人的な意見
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ステイシスとキネシスの操作と使い方に慣れてしまうことがまず第一。

ステイシスは、腕から飛ばしたエネルギー弾が着弾したところを中心に広がり「巻き込む」性質がある。直撃だろうが巻き込もうが効果は同じなので、ネクロモーフに対しては直撃させることに拘るべきではない。直撃させようとして外した時の隙は致命的なので、床でも壁にでも当てて巻き込むようにするべきである。

キネシスは、落ちている鉄パイプやネクロモーフの腕(尖った爪)をぶつけることでシーカーライフル級の大ダメージを与えることができる。仕留めた骸から腕(尖った爪)を剥ぎ取ることもできる。慣れてくるとスラッシャーの腕を切断してすぐに腕をキネシスで掴み、そのまま胴体に直撃させて仕留めることができるようになる。ステイシスを当てた状態で練習してみよう。

とにかくパワーノードでRIGや工具にパワーアップを施すことが先決だが、ステイシス頼みになる仕様上、ステイシスの使用回数をあげることを優先すべきである。効果時間の延長やリチャージ時間の短縮は後回しで構わない。スーツ、工具(武器)のパワーアップも必須である。パワーノードは道中で拾っていくだけでは不足が明らかなので、不必要なアイテムは売却してクレジットに変換して積極的にパワーノードを買う必要が出てくる。ストア利用時にディスカウント特典のあるヴィンテージ・スーツは頼もしい味方となる(欠点は見た目がダサいことである)。

そんなわけで持ち歩く工具(武器)はせいぜい2種類がいいところだろう。
なにを選ぶかは個人の好みでも構わないが、鉄板というべき組み合わせが存在する。

1.プラズマカッター&フォースガン
前作から存在する、あらゆる場面に対応できるゴールデンコンビ。主力はプラズマカッターによる部位切断であり、フォースガンは緊急回避を目的にした面的な範囲攻撃である。フォースガンはプライマリで眼前の敵を吹っ飛ばすことが主たる目的であり、セカンダリを含めて敵を仕留めることは不向き。強化はプラズマカッターを最優先すれば良いので迷わなくて済む。

2.パルスライフル&ラインガン
パルスライフルは、ストッピングパワーと所持弾数に優れたプライマリと簡易的なグレネードとなるセカンダリが備わっており直感的に扱いやすい上、パワーアップしていくほど扱いやすくなっていく名器。部位切断のためには正確なエイミングが要求されるので、面倒なら胴体にぶち込んでゴリ押しで仕留めても良い。それでもキッチリ部位切断ができるようになると渋い。ラインガンは幅広切断貫通ビームと時限式マインを備えるため多数を相手にする場面でも有効。複数のネクロモーフが固まっていればラインガンをぶちかます好機であり、舌舐めずりするようになれば一人前。

前作ほどではないが「リロードモーションが格好いいコンビ」でもある。


他に述べるとすればシーカーライフルのいぶし銀的な優秀さである。Enhanced系(見た目が黒っぽくなった強化型)であっても、一撃で部位切断する高火力と携帯可能弾数の多さ、コンタクトビームほどのピーキーさがない点で極めてバランスが良い。実はラスボスもこれ一丁で完封できるほど強い。欠点は、実に地味な武器であることである。




総評
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前作を超えるべく考え抜かれて作り込まれているし、難易度も程よく高いものに仕上がっているが、どことなくチャラい印象を受ける。閉鎖空間と恐怖と沈黙さが決定的に不足しているからであろう。ホラー要素がないわけではないが、前作にあった、ふとした拍子にハッとさせられる冷たな恐怖が欠けている。迫り来る圧倒的な脅威に追われることへの恐怖は感じるが、裏を返せばそれは緊張感でありストレスでもあり、ホラーとは毛色が違う。

前作『DEAD SPACE』と全く同じ内容で続編を作ってくれても良かったのだが、それは保守的でマンネリズムに陥ると制作側が忌避したのだろう。その結果、続編としてわかりやすい刺激と興奮をもたらすために、ネクロモーフとの戦いをステイシス必須なほど苛烈な高難度に舵を切ったのだろう。事実、ステイシス抜きではハイスピードバトルと言って良いほど敵が素早く獰猛になっている。打開のために使用することになるステイシスがスピードに緩急をつけてメリハリをもたらす役目を果たしている。この路線は、結果的には成功を収めたようだ。本作の続編『DEAD SPACE 3』でより顕著となるからである。


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オンラインCoopを前提とした意欲的な内容と先鋭的なつくり込みにも関わらず『3』のセールスは不振で終わってしまった。細かなところでシリーズのファンが望む心理を失望させるつくりだったためだ。

「1」も「2」もそうだが、先々で出会う生存者らが、使い捨てのように物語より排除されるかのごとく死ぬ一方で、助けることのかなわない「ガチガチスクリプト」な一本道ストーリーとは、いい加減に袂を分かつべきだっただろう。あまり複雑にしないまでも、ストーリーに分岐を与えることでマルチエンディング方式にしてもよかったのでは、と思う。オンラインで協力プレイを前提としたシステムなのだから。

ヒット作の続編をヒットさせ続けることは、途方もなく難しいものなのだ。真に偉大な初代を持つタイトルはとくに。外野がワケ知り顔でアレコレ述べるのは、実に気楽なものなのだ。
 
ラベル:DEAD SPACE
posted by ぎゅんた at 01:54| Comment(0) | 洋ゲー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

わたモテ感想[喪119別視点]


12巻に収録されているおまけエピソードです。

[喪119]で、ゲーセンにて吉田さんとゆりちゃんがパチンコ台に並んで座って会話していましたが、その内容が明らかになりました。

細かいところまで全て合致するわけではありませんが、もこっちがこの現場を訪れたタイミングから推察すると、概ねこのような会話内容になるはず。


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「(黒木さんを)見張らなくていいの?変なことするかもよ」
「なんで2年の最後まであのガキのお守りしなきゃなんねーんだ」

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「昨日みたく 私と吉田さん 誤解されちゃうかも」
「うるせーよ」

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(「これ当たらないけど やり方これでいいの?」のあと)
「ハンドルひねりすぎだ ゆるめろ 玉飛び過ぎてるだろ」


昨日みたく、というのは[喪118:モテないしオラつく]でのドタバタと岡田さんのこと指しています。前日の出来事だったんですね。

あのドタバタの発端と原因は100%もこっちの所業でありました。学校でのいつもの風景です。

私と吉田さん誤解されちゃうかも、なんてセリフを嬉しそうな表情でしゃべるのは、実際に楽しいイベントだったからでしょう。もこっちの馬鹿さに真面目に怒るいつもの吉田さんと返品されて来る黒木さんのコンボなのですから、あの時ゆりちゃんは表情には出さないまでも心の中で大笑いしていたのではないでしょうか。一種の思い出し笑いです。



モテないし打ち上げに行く
さて、そんなゆりちゃん、「そんなのやってるなら打ち上げに来れば?」と吉田さん相手に遠慮のないコメント。もこっちといい、この2人は吉田さんに対して良い意味で容赦ないというか、自然体で済む適切な距離感が出来上がっていて素敵です。

「興味ねーよ」と素っ気ない吉田さんの隣に座り、真子さんも誘ってパチンコゲームを始めます。対等な会話は同じ目線の高さから。ゆりちゃんは、4人でなら打ち上げに行ってもいいと思っていますから、吉田さんが参加するかしないかは重要です。しないなら、仕方ないけれども、するのならとても嬉しい。4人で食事をできる機会なんて、もうないような気がしているからです。吉田さんも一緒に参加して欲しいのです。

パチンコを打ちながら黒木さんも打ち上げに来るけどいかないの?と吉田さんにジャブを放つゆりちゃん。この時点で、もこっちが打ちあげに参加するという言質はとっていません。案外に大胆な策士ゆりちゃん。これはゆりちゃんの中で希望が現実を上書きしてもこっちは打ち上げに参加するという認識になっていたわけではなく、単なる交渉上の駆け引きです。

修学旅行で親しくなった特別な仲であることは、確認する必要もない事実。私(と真子)だけでなく班長だった黒木さんも来るよ、と吉田さんをくすぐるわけです。参加を決めあぐねいている黒木さんも、吉田さんが参加するとなれば、きっと来てくれるだろう。

ゆりちゃんの握力が強いのは公式設定となったようです。今後の「痛そうなつねりや握り」の前振りとなりますし、「パチンコのハンドルを回す微妙な力加減ができない=不器用」の示唆でもあるのでしょう。

そんなゆりちゃんなので「まあ私はこうやって4人でいれれば別にいいんだけれどね……」と、こう、いきなりの心情吐露です。ゆりちゃんは吉田さんが真っ直ぐな性格であることを知っているので、飾らず素直に振る舞えば受け止めてくれるのだとかっているようです。

この後、吉田さんは席から立ち上がって参加の旗幟を鮮明にします。うん、と嬉しそうなゆりちゃん。もこっちに吉田さんが参加することを伝えて、もこっちの参加を確認します。じゃあ向かおうか、と嬉しそうなゆりちゃん。打ち上げ会場の焼肉屋に向かうことになります。



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終業式の帰りに、吉田さんはなぜ一人だったのか
終業式のような「特別な日」は、ちょっとした高揚感がありますから、普通は友達とつるんで寄り道をしたりするものだと思います。女の子なら、なおさらのことでしょう。

タレ目さんと隠れ目さんはバイトやデートで、案外に放課後を一緒にしないのかもしれませんし、ゲーセンで一人で過ごすのが好きなのかもしれません。ただ、これは理由としてはやはり弱い。

吉田さんは放課後になったら直ぐに帰りそうとはいえ、クラスの打ち上げがあることは口頭と黒板に告知がありましたから知っていたはずです。興味がなければ、確かに参加しなければいいだけの話、なのですが……

思えば、修学旅行以前の吉田さんは学校にあまり来ない生徒だったようです。登校して授業をフケていたかどうかまでは謎ですが、少なくともクラスメイトとの関わりは全くないぼっちだったはず。

吉田さんがコミュ障であるとは思えませんが、「普通」からは明らかにずれています。見た目もモロにヤンキーなので、級友たちも近づけなかったに違いありません。そうしたことをアレコレ気にする性格でもなさそうですが、学校生活では、親しくする友達がいないのはひどくつまらないものです。修学旅行のガイダンスにも出席していなかった吉田さん(喪69)は、ひょっとしたら修学旅行を欠席していたかもしれません。

ただ、私は修学旅行に参加した吉田さんの心中に、友人を作りたい意思があったのだと思います。

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この場面でも、部屋に戻ったところ鉢合わせしたうっちーをみて嬉しそうでした。同室メンバーと仲良くやりたい慈愛にあふれています。残念ながら、無慈悲なうっちーに「荷物取りに来ただけ」と言われ、不機嫌そうに無言で座る事になりますが。

なんだかんだ、吉田さんは修学旅行で親しくなったメンバーに特別さを感じていることでしょう。そのうち、どこかのタイミングで昔のマガジンの不良漫画みたいな口ぶりで「ダチだからよ」とか真顔で言ってくれそう。

とりあえず吉田さんは、打ち上げを完全無視して帰宅する踏ん切りがつかず寄り道していたのではないかと思います。親しくないクラスメイトに混じってまで打ち上げに参加するつもりは毛頭なかったでしょうが、修学旅行で親しくなった3人がいるのなら…と考え馳せたことは間違いありませんし、ゆりちゃんの「まあ私はこうやって4人でいれれば別にいいんだけれどね……」が決定打になったに違いありません。そんな吉田さんが二次会に行くわけありません。帰るゆりちゃんを追います(喪120)。




この[喪119裏視点]は、この話のMVPが名実ともにゆりちゃんだったことを裏付けるものです。吉田さんが参加することになって、もこっちが参加することになって、ゆりちゃんも参加したのですから。

改めて[喪120]を読むと、初めて読んだ時に味わった何ともいえない切なさがよみがえってきます。ゆりちゃん萌え〜
 
ゆりちゃんは、やっぱ、いいなあ…
 

ラベル:わたモテ
posted by ぎゅんた at 21:12| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『モンスターハンター:ワールド』 〜 『モンハン』シリーズのマルチプレイの魅力




とある酒の席。

「『ヒルビリー・エレジー』からみる米国の白人貧困層」
「アメリカ人は monkey と ape を厳密に使い分ける人種」
「インターネットの発達と普及は『馬鹿が跋扈する世界』に落ち着いてしまった」
「オタクは少なくなり、コンテンツ消費豚が増えた」

おっさんたち5人で、このような内容の話を進めていたところ、話題は次第に『モンスターハンター:ワールド(PS4)』のマルチプレイの話に移っていった。現状の『モンハンワールド』は無秩序なサバナなのだという。



本記事は、目下、大ヒット中の『モンスターハンター:ワールド(以下、モンハンワールド)』のマルチプレイの現状を通じて、『モンスターハンター(以下、モンハン)』の魅力とは何かを再考し、一方的な意見を述べるものである。

前置きとして、私は『モンハン』シリーズをプレイしたことがないことを述べておかねはばならない。友人らが遊んでいるタイトルであることは知っており、傍で見聞きしていた立場からの知識がある程度だ。

なお、この酒の席で私以外の4人全員が『モンハン』に精通した長年の手練れたちである。『モンハン』を通じて知り合い、オフ会で顔を合わせ、親しくなった経験すらある連中だったりする。シリーズの古参ユーザーと言って宜しかろうし、それゆえに一家言を語る権利を有する猛者たちだ。

彼らは、私が『モンハン』を知らないことを承知の上で、わかりやすく解説してくれた。それは、とても興味深く面白い、魅力的な話であった。



「オンライン」のゲームを遊ぶ
マルチプレイは、現実世界に存在する誰かと一緒になってゲームを遊ぶことである。そのゲームを遊ぶ人間が自分1人だけの「閉じた世界」であるシングルプレイとは異なる。AIではなく、生身の人間が動かしているキャラクターが同じ世界にいるわけで、それは新鮮で刺激的で生々しい「開いた世界」なのである。他人とチャットでコミュニケーションもできるし、目標を達成するために協力したりできる。

『モンハン』は、基本的にパーティで狩に行くシステムである。ソロだと自由にプレイできる開放感があるにせよ、狩の対象となるモンスターを倒すために要求される時間と労力が大きくなるからである。ソロよりもパーティを組む方が狩が捗るようになっているのだ。

パーティを組んだ時点で、モンスターの体力が数倍に跳ね上がる仕様のようだが、それでもソロよりもパーティを組む方が良い。そして、2人で組むよりは3人、4人と多い方が良く、いきおい、仕様上の最大パーティ数となる4人で遊ぶのが基本となる。

ここで問題となるのが、システムや討伐対象のモンスターのについて全く理解もなくパーティに参加するプレイヤーの存在である。他人とパーティを組むというのは、少なからず拘束される時間や制約を引き換えに目標達成のために協力し合うことである。自分以外にもプレイヤーが居て、時間を共有する行為であることを忘れてはならない。オンラインでパーティを組むというのは、本来、緊張感を伴うものなのだ。なぜなら、パーティを組んだメンバーの足を引っ張ったり迷惑を欠けたりするのは、程度はあれど避けるべきであるし、単純に申し訳ないと思うからからである。礼儀作法、というほど堅苦しく捉える必要はないが、パーティを組むということは、モニターの向こう側にいる生身の人間の時間に自分が割り込むことであるから、現実世界の人間関係と同様にマナーや配慮は必要である。目の前にいなくとも、人間同士の交流であることは変わらないからだ。

ゲームの世界では、現実世界と違って勝手気儘に振舞うことができる。しかしそれはシングルプレイの時に限定される。同じ時間を共にする他人がいるのに、好き勝手に振る舞えば、場を乱す迷惑行為に他ならない。多数のプレイヤーで賑わう場で放送禁止用語を連発したり、誰彼構わず不愉快な言葉を吐きつけたり、アイテムを強請ったり、他人のプレイしている場所を走り回って邪魔をしたり。

こうした精神的に幼い行動は、多くは低年齢児童がプレイヤーであるから、温かい目で見られて放置かkick(強制退場)されるかである。こうしたプレイヤーの数は多くないのは幸いだ。実勢は小学校高学年から中年男性までと幅広いのだろう。

『モンハンワールド』では、こうしたプレイヤーに加えて、なんと外国人プレイヤーも加わる。その数はかなり多く、メッセージ欄は多国籍言語で雑多混合としている。無論、プレイヤーが全員、即席の共通言語として英語でコミュニケーションがとれるものではない。あなたは、無秩序さを感じないだろうか。



手練れなればこそ
「モンスターハンター」のハンターとは、いうまでもなく狩人のことである。狩猟を行う仕事人のことだ。狩りの対象となる『モンハン』の世界のモンスターは、巨大で素早く獰猛だ。初心者が狩りの練習に相手をする弱いモンスターはともかく、1人で倒すのは危険で骨が折れる。仲間と協力して狩るべきだ。

仲間を集って最大4人で狩に出かけるわけだが、パーティを組めばモンスターを弱いものいじめできるほど狩は楽ではない。ソロでなければモンスターのHPも気絶値も数倍にアップする仕様だし、ハンターどもを薙ぎ払う強力な攻撃を加えてくるからだ。パーティメンバー総力で適確に攻撃を当てていかないと、下手をすると討伐はソロよりも時間がかかることになる。時間と電気代は有限だ。

いかなる分野の仕事人であれも、仕事の修練が上昇するにつれて、早く丁寧に綺麗に仕事を仕上げられるようになっていくものだ。中級以降のハンターであれば、これは当然のように追求すべき要素であろう。目標達成のための効率がまったく違ってくるからである。

自分の武器の特性を熟知し、使いこなせること。また、武器の利点を活かしてパーティに貢献できること。被ダメを最低限に抑えること。パーティメンバーにフレンドリファイアの影響を与えないよう立ち回れること、モンスターの生態を知り尽くし、攻撃を回避し、隙に有効な攻撃を加えられること。毒や眠りやスタンをとって部位破壊報酬を得ること。etc

理想的には、常にモンスターの自由を奪う感じで一方的に完封する感じで1秒でも早く仕留めることである。安定して効率が良いからである。これはハメではなく、自分自身の腕と知恵をフル回転させて協力し合うからこそできるのである。何事もそうだが、人が仕事を突き詰めて昇華させていくと(側から見ると)ストイックになっていくものだ。

こうした熟練者は、狩りの対象が〇〇だと分かれば、何を用意してどのように立ち回ればいいかを瞬時に悟ることができる。熟練者同士が組めば、全くの初対面同士の間柄であっても、言葉を交わさずとも自分がどう動けば分かっているし、相手がどう動いて欲しいかも分かる。

この「分かっているもの同士」がパーティを組んで行う狩りは、親しげにコミュニケーションがとられたりすることはさしてないものである(「語らずともわかる」から打ち合わせが不要)。そもそも、馴れ合いではなく効率の良い討伐による素材集めが目的であるし、メンバー急募からスタートする即席の野良パーティだったりする。終わったあとに個人的なフレンド申請することもない。

結果が全てのところがあるから、きちんと仕事をしなくてはならない緊張感があるし、唐突な無言のフォローを要求される場面もあるだろう。求められるのは己の腕と洞察力と機転である。良い仕事ができたとしても、お互いにメッセージに出して褒めあったりもしない。そして、淡々と狩が進行していく。実にストイックなセッションだ

「そんな作業、やってて楽しいか?」と疑問に思うか、無駄が削ぎ落とされた至高のプレイだと思うかは人それぞれだ。あまり声になっていないだけで、こうしたストイックなプレイに楽しさ覚えているプレイヤーは多いのではないか、と思う。ロマンがあるからである。

私は、もし自分がこのゲームのマルチプレイを遊ぶなら、後者の世界に身を投じられるプレイヤーになりたいと思った。一見して殺伐としているが、お互いに背中で語り合う孤高さがたまらなく魅力的に思えるからだ。もちろん、誰しもに支持されるスタイルではないだろうし、誰しもが到達できるレベルのものでもないだろう。

しかし、実際に野良パーティを組んでそんな狩ができたら、相当に気持ちよくて面白い至福の時間を過ごせるに違いない。脳内麻薬が出て病みつきになってしまうのではないか。これは『モンハン』のマルチプレイだからこそ味わえる醍醐味だ。素敵なことだと思う。

さはさりながら、現状の『モンハンワールド』でこれはうまくいっているとは言えないようだ。「部屋を建ててパーティ募集」ができず、野良PT頼りになるからである(救難信号がどうとかも話ていたが、その内容については忘れてしまった)。ストイックなプレイに邁進するハンターは、全体からみると少数派らしいので、「分かってるもの同士」の4人パーティの結成は不可能ではないが難しい。プレイヤーのゾーニング(住み分け)が、うまくできていないのだ。

畢竟、知り合いと打ち合わせの上でパーティを組むことになる。それはそれでいいのだが「見ず知らずの手練れの熟練者と組むストイックなセッション」の魅力は、そこにはない。



サバナからサファリへ
『モンハンワールド』の問題点は、運営の怠慢が原因でゾーニングがうまくいかないことである。瑣末なゲームバランスやアップデート内容に問題があるわけではない。『モンハン』の魅力はマルチプレイにあるのであり、同好の士と組んで狩という共通目的を達成することが全てだからである。

現状、ゾーニングがうまくいっていないので、プレイスタイルの異なるプレイヤー同士が組むことになってチグハグさが目立っているのである。初心者には初心者の、上級者には上級者の遊び方があって然るべきであり、雑多混合でパーティ組まさざるを得ないシステムであったとすれば、無秩序がはびこる土壌でしかなく、やはり不親切である。現実世界のパーティと違い、ゲーム内では更に統率がとられないものだからである。

好意的に解釈すれば「プレイヤー同士で乗り越えてくれと」という製作者側からのメッセージと受け止められようが、残念ながら怠慢といわざるをえない。

ソロでやれば10-15分で終わるものが4人組んで30分かかるとか、それはそれでありかもしれないが、時間の無駄だと感じるプレイヤーもいる。日常生活の限られた時間を割いて、好きな『モンハン』を遊んでいる人もいるのである。

ソロが好きな人はソロ好きに遊べば良い。しかし大多数は、他人とパーティを組んで遊びたいと考えるだろう。そうなると、一緒に遊んでストレスを感じない人と組みたいと考えるのは当然である。

だが、気の合う相手と組めるまで離合集散を繰り返すわけにはいかないし、(流れていく)チャットメッセージに募集発言を流し続けるのもアレである。どうしたらいいのか。

こうしたところを不満に感じているものの、観念して、妥協して、我慢しているプレイヤーは案外に多いのではないだろうか。運営は、プレイヤーのゾーニングのための、何らかの措置を取るべきであろろう。
 
posted by ぎゅんた at 17:53| Comment(0) | コンシューマーゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月22日

わたモテ感想[喪130]モテないし遠足が終わる


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最後に加藤さんに持っていかれちゃいますがやったぜゆりちゃん回です。


話は前回の直後から
大所帯グループとなったのもつかの間、ネモと岡田さんと加藤さんは本来回る予定だった男の子グループと合流していきます。これで真子さんがいれば4人グループですが、南さんを追っていったきり戻ってくる気配がありません。

根元さんは離脱するのだろうか、とでも考えていそうなポケットに手を突っ込んでいるゆりちゃん。ネモは岡田さんと言葉を交わしてから、もこっちの元にやってきます。


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カバンのベルトを無意識的に握るもこっちは、まだネモを完全に許容していないようです


「付き合いでちょっとだけ抜けるから また後でね クロ 吉田さんも田村さんも」
「お… おお」
「…………」
「またな」

ネモのいう「また後で」は、16:00の点呼集合時のことを指しているのでしょうが、同時に再入場後のナイトパレードのことも意味していると思います。無表情で沈黙を続けているゆりちゃんの心中には、ひとつの懸念がありそうです。

ゆりちゃんにとってナイトパレードは「4人グループ(実質はネモとうっちーを含む6人)」の中で吉田さんからのお誘いに合意して予定されているイベントだからです。また、「付き合いでちょっとだけ抜ける」という言葉からは、黒木グループこそがネモがメインに属さんとする対象となったことを匂わせます。今後、ネモが積極的にもこっちに絡んでくることは確定なのです。

内心、ゆりちゃんは「やっぱり根元さんくるんだ……」ぐらいのことを考えているに違いありません。

ゆりちゃんはネモのことを嫌ってはいないでしょうが、悪気なく自分の縄張りを蹂躙する野良猫のような警戒対象として捉えてはいそうです。「来ないで」と意思表示もできず、仲良くできそうもないけれど敵対しないほうが良い人物であり、要するに自分を振り回すことになる存在。

ネモを加えたリア充グループが立ち去っていきます。そんな中、加藤さんと清田くんの聖人ふたりが手を振っています。この場面でゆりちゃんが手を振って応えたかは描かれてないの定かではありませんが、していないでしょう。前回、うっちーを連行していく雌猫の間グループにはゆりスマイルで手を振っていましたが、あれはうっちーが「少なくとも、もう戻って来れない」状態になったことに加えて、一緒に行動しないことを宣言できていたからのことだからです。


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ゆりちゃんを「タマヨケ」にして陰に隠れるもこっち

「またいなくなっちまったな」
「これからどうする?」

乙女たちのつかの間のまごつき。

そこに現れますは、少年漫画でいう「待てい!」ばりの登場っぷりのタレ目さんと目隠れさん。ケンカ別れ騒動の後に2人はネズミーシーに足を運び、吉田さんが欲しがっていたウサギのぬいぐるみを買いに行っていたようです。高い行動力と仲直りを大切に思う尊い心。園内で鉢合わせしないように、ランドでなく敢えてシーを回っていたのかもしれません。

目隠れさんは吉田さんに「こいつが欲しかったんだろ?やるよ(ほんで、仲直りな)」とぬいぐるみを見せます。きっとシーの中を歩き回って、ようやく見つけたに違いありません。獲物をゲットした達成感と高揚感はいかほどでしょう。ですから、猟師が獲物を誇示するような耳を掴んだ持ち方をしても誰も責めることはできません。…吉田さんを除いて。


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激情あふれるヤンキー女子同士のぶつかり合いが目の前で勃発しても狼狽すらしないツワモノゆりちゃん。内心では小馬鹿にしているくせに、いざヤンキーを目に前にすると萎縮する小物っぷりを露呈する黒木さんと違って大物です。尤も、ゆりちゃんは吉田さんを全く怖がっていないからなのですが。

そもそもゆりちゃんは、修学旅行で吉田さんと親しくなっていく過程でヤンキー扱いを全くしていませんでした(一方、真子さんは吉田さんを怖がっていました)。真子さんと同じ班になれなかったことからくる「やさぐれモード」だったためか、「友達がいないだけある」他人への無関心さのためか。そんなゆりちゃんだったからこそ、吉田さん相手にやらかす班長であるもこっちのフォローを上手にできたのでしょうし、絆を結んでいくことができたのです。

ゆりちゃんは、吉田さんが怒って手を上げるとすれば下衆なセクハラまがいか、可愛いモノが好きであるところの侮辱が原因であると体験から理解しています。目隠れさんとのこの騒動も「ああ、そうだよね」ぐらいにしか思ってないでしょうが、一方で(前回の話にあった)岡田さんとの騒動を思い出しているのでしょう。ケンカするほど仲が良いとか、雨降って地固まるとかいうけれど、仲直りの機会があるのなら、決してそれを逃すべきではないことも。

ですからゆりちゃんは、こちらに気を使って立ち去ろうとしたタレ目さんと隠れ目さんへの合流を吉田さんに促します。戻ってくるかもしれない真子さんの存在や折角の3人パーティになったにも関わらず。ゆりちゃんにとって「4人」は原子核における安定した電子配置に等しい状態だと思いますが、前回の真子さんの送り出しに続いて吉田さんも送り出します。

吉田さんは、ゆりちゃんからの申し出が意外だったようですが、意図を汲んだようで了承します。
私がとても嬉しく感じたのは、吉田さんからの確認の一言。

「……わかった でも約束 忘れてないよな?」
「うん」
「じゃあまた後でな」

吉田さんが心待ちにしているナイトパレードに、ゆりちゃんもいて欲しいという気持ちが透けているからです。心のつながりを感じるやり取りです。


そして誰もいなくなった
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まごうことなき本音

陰キャラ同士になると途端に足も鈍るわけでふたりは縁石に腰掛けています。目の前をチュロスを手にした仲の良い女の子ペアが通り過ぎていく。遠足もあと2時間ぐらい。ここで呆けて座り続けているには長すぎる時間。もこっちに「なんか乗りたいのある?」と訊かれても即答で「別に」と答えるのがゆりちゃん。沈黙。

会話の突破口を開くのはもこっちでした。ノリツッコミを欲して諧謔に出ます。
「や…やっと二人きりになれたね?なんて…へへへ」

しかしゆりちゃんは「う…うん」とローテンション。いきなり変化球が飛んで来ても受け止められません。しかしなぜ変化球を投げて来たのかについて考えることはできる。黒木さんなりの冗談なのだと、分かる。それなら、得意じゃないけど冗談で返してみよう。冗談なんだから、嘘も偽りも抜いたセリフ返せばいいよね。

「……これでもう 私達に邪魔は入らないね」
「へ?」
「え?」
「……いや なんでもない」
「あ(こいつなりの冗談か!?。テンポ悪いわ!!)」
「いやなんかごめん…… 無理させて……」


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ゆりちゃんが八極拳の使い手なら、もこっちはリングアウト必至です

傍から見るとバカップルよろしく素っ頓狂なやり取りの末にゆりちゃんが赤面しています。冗談を盾に口にした「本音」をもこっちに悟られたと思ったからです。あまつさえ「なんか告白させてしまったみたいで、ごめんな…」みたいなことを言われたのですから。

そりゃ肘もでる。無理してないと意思表示もする。読者は悶える

このやり取りを通じて、もこっちは乗りたいアトラクションを思いつきます。それは、中学の時に友人に誘われたが「あんなのガキの乗り物だよ」と鼻で笑って拒否したモーさんのミルクハント。もこっちの中で、何らかの形で清算しておきたい記憶(黒歴史)なのでしょう。別に激しい乗り物系が苦手なゆりちゃんを慮っての選択でもないのですが、それがまた、ゆりちゃんにしてみれば「黒木さんらしい」チョイスに思えるはず。

さりげなく「(中学の時の友達、ってことは)成瀬さん?」と確認するように訊くのがゆりちゃん。ゆりちゃんにとってゆうちゃんは、もこっちとの付き合いを深めていく上で大きな存在だからです。ゆうちゃんは敵意も他意も何ら有してもいないし意識もしていないことを承知の上で、自分が一方的に気にしてしまう相手と言って良いでしょう。ゆりちゃんが成長して、解消しなくてはならないギャップが横たわったままです(文化祭イベントで消化されるのではないかと思います)。


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ようやく黒木さんとペアで乗れました

ゆりちゃん楽しそう。

もこっちは内心では「ギミックは色々あれどスリルが足りない」と評しながら、心なしかリラックスして楽しんでいる様子。その一方で「中学の時 ガキの乗り物って判断した私はあながち間違いではなかったな」と独白してもいる。

誰しもの人生にも「あの時の自分の行為は過ちであったのでは」という悔恨の念はあるもの。ですが、少なからずその判断は正しく、実際に過ちであったことが多いもの。歳を重ね人生を知ってくると、過去の自分の行為を客観的に判断できるようになりますし、若い頃は、その若さゆえに「幼い」行為を選択するものだからです。

重要なのは、過去の自分の行為や選択が間違いではなかったと後になっても確信できることは、自分自身を支える絶対的な大黒柱であることです。もこっちは、ファンシーな乗り物よりは、スリルとして刺激を好む性格が間違いなくあるのでしょう。無意識的な芸人気質なところがあるのも、スリルを求めてのことなのでしょうし、それをして思わぬ一線まで到達していたりする。

モーさんのミルクハントは、もこっちにはベストのアトラクションではありませんが、ゆりちゃんにはベストのアトラクションになったようです。ゆりちゃんは気の置けない相手とファンシーな時間を静かに過ごすのが好きなのだと思います。

「私はこれが一番好き」

なんかもう、黒木さんへの純愛告白にも聞こえてしまうセリフに胸がドキドキします。


赫奕
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某漫画家の自画像のような牛さん

お土産のファーストチョイスにキーホルダーを選ぶことに定評のある黒木さんですが、モーさんのぬいぐるみを手にするゆりちゃんの姿を見て、割安3個セットのモーさんキーホルダーを購入します。ゆうちゃん用、予備用、そしてゆりちゃんへのプレゼントに。

ゆりちゃんのことを「こいつ」呼ばわりしているもこっちですが、ゆうちゃんと同じレベルの友人だと認めているようなものです。余ってるから、と前置きされた上であっても、ゆりちゃんは察するところがあったことでしょう。きっと「ゆうちゃん・黒木さん・私」のお揃いのキーホルダーなのだと。友達は、こういうことするものだから。


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だからこそ、たとえ表情筋が10グラムでも10t爆弾級のこの笑顔。
ゆりちゃんの心の中が、どれだけ明るく暖かくなったことだろう。

この笑顔を見て「喜んでるか?」と確証がもてない黒木さんは残念ながら武器商人になれそうもありません。


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点呼の時間。再入場スタンプを腕に押してもらい園外の集合場所へ。3-5のクラスメイトが集まっている場所に近づくと同時に耳を外します。ポケットに手を入れます。見目麗しい女狐に声をかけられます。

「黒木さんと田村さん 南さん見てないよね?」
加藤さんたちと合流する前なら、一人で歩いているところを見て真子が追いかけて行ったけど…加藤さんたちと別れてからは見てないし。
「え!?う…うん」
黒木さんも見てないと答えているから、口を挟まないでおこう。

……黒木さん、加藤さんにチュロスを口に突っ込まれているようだけど。餌付けかな?

え、そのキーホルダーって!?


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戦が始まる

ゆりちゃんの氷の視線がもこっちの背中をグサグサと刺しますが、加藤さんに腑抜けにされて火照ってるもこっちには効きません。美少女聖人クイーンにヨシヨシされたら、おっさん脳のもこっちはなすすべなしでアヘ顔をさらけ出してしまいます。そのようなもこっちの嗜好について、ゆりちゃんの理解はまだ及ばないところでしょう。

そんな3人の姿を後方より見ていたネモ。あなた半年ほど前は、もこっちにとって今の加藤さんと同等のレベルのセクシャルな存在でしたのに、本性を出してしまったばっかりに残念なことです。

もっとも、ネモもそんなことは承知の上。
ゆりちゃんの持ってるモーさんキーホルダーを見て察したネモはもこっちと加藤さんのところに乱入していきます。「私にも頂戴」するためです。ネモはSタイプなのでグイグイと絡みたくなるのですね。そんな自分の姿がまた、ゆりちゃんを嫉妬させることを計算ずくで行動してそうなところすらあります。

哀れ黒木さんは、また同じ3個セットのモーさんキーホルダーを(再入場後に)買うことになりそうです。ゆうちゃんと、アレ?私のと、智貴の?



ゆりちゃんの最高の笑顔で暖かな閉幕と思いきや、ここにきて加藤さんがラスボスで控えているとは恐れ入ります。ゆうちゃんに加え、ネモと加藤さんがゆりちゃんに立ちはだかる。ゆりちゃんの道は長い。

とは言ったものの、もこっちにとってゆりちゃんは、本人は意識していないにせよ生涯にわたって親交を結んでいられるほど相性が良い友人でしょう。それがわかるのはナイトパレードイベントではなく、もっと先のイベントでのことになるのではないかと思います。ゆりちゃん萌え〜

ゆりちゃんは、やっぱ、いいなあ……
 
ラベル:わたモテ
posted by ぎゅんた at 20:38| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする