2017年07月08日

(読書メモ)「30過ぎたら利息で暮らせ!」原尻淳一・著




サラリーマン向けのビジネス書。マーケティングについて、また、学びとビジネスへの応用と実践と発展についてがストーリー仕立てで書かれた本。肩肘はらず気楽に読める内容。2009年発行。

本書の中から、個人的に印象に残った箇所を記憶頼りに抜粋したのが以下である。



マーケティング
扱う商品やサービスと世の中とをマッチングし、売れる確率を高めていく作業。

マーケティングとは商売の道具である。「いかに失敗しない確率を高めるか」の思考技術でもある。よく耳にするマーケティング戦略とは、商売戦略のことである。


商売を考えたとき、最も重要なことは「売り上げ」である。売り上げはシンプルな公式で成り立っている。

売り上げ=客の頭数 ✖️ 客の来店頻度 ✖️ 客単価

マーケティング戦略は、この3つのボタンのどれを押すかの問題。頭数の戦略か、頻度の戦略か、量の戦略か。



リバース・エンジニアリング学習
マーケティングの理論や方法は自分の身で実践してみる。必ず一度、自分の生活で理論の有効性や本質を確かめ、そこで得た理解を業務に持ち込む。マーケティングで行うことには、必ず自分の生活の中に、それと対応する要素がある。そこで、自分の身体感覚で実験しながら解析し、教科書的な抽象概念を補正し意味を深く理解する。それをビジネス構築に反映しようとする学習行動のこと。

新しく知ったビジネス理論があったら、それを実生活で取りこみ反映する。結果をフィードバックし、実際の仕事に応用する。



マーケッターが、やらなくてはならない仕事の根幹
自分が扱う商品を、市場やトレンドに最適化すること。
商品やサービスを売るための業務と、母親が子どもを想ってカレーライスを作る作業は、商品と顧客のニーズをマッチングさせるという点においてまったく同じ。

これは簡単なようで意外に難しい。コミュニケーションの秘訣を知っていなくてはならない。コミュニケーションがうまくいくかどうかは、いかに相手のことを想い、相手にとって必要なことを察知して、そこに自分の意見や考えを重ねることができるかにかかっている。相手を想って、自分の言葉を重ねることを、日常的にトレーニングしていくべきである。会社でも家族や友人と一緒のときも、全ての場合において、まず相手が何を望んでいるのか、そして自分は何ができるのか、その点を考えてから言葉を発する癖をつけるようにする。相手を想って発した言葉に、相手がどう反応したかをノートにまとめていくと良い。相手を想うとは、相手の立場で物事を考えることである。だから、相手の意図がわかりやすくなる。相手の意図がわかれば、自分のやるべきことが明確になる。



アウトプットのために自分のデータベースを構築する
ビジネスに使える知識や情報は、常にアウトプットにつなげることを意識する。アウトプットのレベルを高めたいのなら、たくさんインプットして有効な知識や情報をたくさん吸収することである。読書からでも、インターネットからでも、自分で撮った写真でも、使えそうな情報はストックし、整理しておく。



スペシャリストとして重要なこと
「変わらぬ本質を、どうやって新しい技術やトレンドやターゲットに適応させていくか」ということであり、優れたプロはそのための編集能力に長けているものである。

スペシャリストは会社で積み上げた知識がとても深いので、その知識を原資として形成される価値の利息が大きくなる。自覚的にスペシャリストを目指し、そこで培った経験や知識を活かして自分の価値を膨らませることが大切である。また、人間関係を広げることも忘れずに。生き方の幅が広がるだけでなく、自分が所有するスペシャリティの価値を認めてくれる人との出会いがあるかもしれない。

posted by ぎゅんた at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋ゲー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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