2017年06月26日

(映画感想)「デスプルーフ」



終わったあとに妙な達成感のある刺激の強い娯楽「洋画」。映画って、こういう味があるものよね、という懐かしさを覚える内容。しかしセクシャル描写やバイオレンスさが強いところがあるので、子どもが見たら面白さ云々よりトラウマになりそうだ。大人が見ると、毒の強い、まあいつものタランティーノ作品として楽しめる。


Death_proof_02.jpg


洋画というと、米国のどこかの田舎町を舞台にした活劇や物語をテレビ越しに日本語吹き替えで楽しむものであったと思う。私(30代半ば以降おっさんたち)は、そうだった。そうやって、異国の文化を知ったし、憧れたし、戦慄したりしたものだ。外国は、洒落ているなあ……と感じ入ったものである。エンディング近くになる頃にはもう眠くなってしまってコロンと寝てしまうのが常であった。


Death_proof_01.jpg


この作品は、撮られた年代を差し置いてもかなり古臭い映像になっている。監督の計算尽くのようで、そういう作品として撮ったのである。子どもの頃に感じたあの「洋画」の味がするのも、当然のことだ。倦怠で停滞した空気に満ちた米国の田舎町と若者を題材に、セクシャル、暴力、カーチェイスといった、映画ならではのストレートな描写が押し込まれている。計算尽くのノスタルジック作品であるので、大ヒットすることはないだろうし、物語の進行や映像描写がネチッこいので好き嫌いが分かれてしまう作品だ。私は楽しめたが、それは、昔の洋画の雰囲気を懐かしく思うことのできる独自の心理があったからではないかと思う。


イカす曲が流れるエンドロールが始まる。
ところで、チアガール姿の女の子はどうなったんだ?
 
posted by ぎゅんた at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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