2016年04月26日

映画感想「ニューヨーク東8番街の奇跡」子どもに見せたい

Batteries not Included_01.jpg

まとめ
名作


古き良きニューヨークの姿が次々に失われつつあった'80年代の、オンボロアパートを舞台としたSFファンタジー。単純なストーリー展開でお上品なつくり。SFについても、なんら本格的な描写も説明も無いので子ども向けといって差し支えないだろう。しかし、優れた子ども向け作品は大人が観賞しても面白いもので、そうした場合、必ず作品中に子どもが気づきにくい風刺やエッセンスが込められている。


Batteries not Included_04.jpg


基本的なプロットとしては、ぼろアパートの住人たちとUFO然とした地球外生命体との邂逅と交流と別れである。タイトルにある「奇跡」が何であるかは、すぐに分かる。タイムフロシキ的な、物質構造の回復である。これをして、物語のオチも想像がついてしまうのだが、少し深読みをすれば、彼らの起こす奇跡は、もっと大切なものを回復させていたことに気づかされる。これは心憎い、上手いつくりだと思う。さはさりながら、そのあたりの描写に不足がある(熱意がない)ことが残念だ。

物語はアパートが復活して地上げ屋の取り壊しも避けられてのハッピーエンド!で終わるわけだが、「これでいいのだ」と思う一方で、後味の悪い不満が確かに心に残り燻り続けることにも気づく。


Batteries not Included_02.jpg


その後は、どうなったのだろう?
アパートは残った。住人も、残ることが出来た。しかし、その後どうなったかは想像するしかない。フェイの痴呆は回復したとは思えないし、フランクだっていつまでも矍鑠としていられるか分からない。メイソンが売れる画家になったかは分からない(なって欲しいが)。妊婦はシングルマザーにならざるを得ないだろう(メイソンと結婚しても、子どもは去っていった元カレの子である)。


個人的に気の毒に思ったのがカルロスである。なんだかんだフェイの息子を一身に思う「母の気持ち」に心をほだされていく、性根のところで決して悪人に徹しきれない優しさをもつ男の姿が描かれる一方、結局のところは、物語から放り出されてしまう。彼は、地球外生命体に致命的な一撃を加えることになった過ちは犯したにしても、フェイを救った恩人でもある。けれど、それが省みられることはなかった。この点だけは大きな不満である。
シビアなアメリカン・エシックスに基づき、「結局のところ、悪に加担していたものは正当なる評価を得られず、報われず寂しい思いをすることになる」教唆の役割を担わされたのかもしれない。けれど、それは流石に気の毒すぎる。住人との誤解が解け、更正し、旅立っていく姿ぐらい描かれていてもよいだろうに。


Batteries not Included_03.jpg

この作品には、どうしても後味の悪さを否定できないところが心に残ってしまう点が残念だ。そんな現実的に考えず、ただ力を抜いて素直に楽しめばいい作品であることは分かるのだが、おっさんになりすぎてしまった。
私には、この作品を夢中になって楽しめる子どもの心はもうないけれど、子どもたちにオススメ映画として鑑賞させるよう取り計らうことはできる。愛らしい地球外生命体との出逢いと別れのドラマは、時代を経ても人の心を打つものであり続けるだろう。いい映画である。


ニューヨーク東8番街の奇跡
posted by ぎゅんた at 22:22| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月21日

映画感想「蜜のあはれ」玄人仕様すぎませんかね

写真 2016-04-22 12 55 44.jpg
映画で使用されている、長流亭を右側に大聖寺川を望む風


美術館に連れていかれ放置された幼少時の記憶が蘇ってくるような映画。理屈では理解できない美術とは、それを見て目で見えぬものを感じろというのか。辛気臭く退屈でそこはかとない不気味さがある。なにかが込められて形になっていることは分かるけれども、それを言葉でうまく説明することが出来ない。ありていに言えば、わけがわからない。そもそも理解せんと努めることに意義はあるのか?理解する必要などなく、その理解できない世界を理解できぬまま浸り浴びる時間を過ごせばいいだけなのではないか。

正体が金魚の生娘(赤子)を愛でる老作家の姿からこの映画は始まっていく。
金魚の尾ひれの揺らめきは、フェティシズムを刺激させるものかもしれない。いわんや、色っぽく可愛い娘の姿をしている。対象があまりにも愛おしいために、自身と同一化したくなる欲求が昂じ、抱きしめるだけに収まらず絞め殺してしまうほど狂おしい情愛に突き動かされることを恐れた老作家は、最後の一線を越えぬよう自分を律して赤子と接しているのだな―私は観賞しながら、そう考えていた。しかし、そんな考えは打ち砕かれた。そんなくだらんことを考える必要など全くない映画なのだ。ストーリーが理解不能だからだ。およそ現実的でなく、脈絡もない。それっぽい舞台で、それっぽい意味ありげな台詞を、それっぽい登場人物らが口にして、それっぽく過ぎていく。世界の文明が進歩をやめたまま時が過ぎ現代になったような昭和初期の世界に、衒学的な言葉遣いで飾り立てた実体のない言葉を、実体のつかめない人物たちが声にすることで場面が変遷していく繰り返しが最後まで続いていく。物語を理解しようとすることは辞め、芸術的な香りのする映像に身を任せ、その世界を考えず感じたまま観賞し続けることが求められる映画である。

原作があるようだが、このような、不思議な世界が文章で表現されているのだろうか?


「蜜のあはれ」公式サイト
 
posted by ぎゅんた at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月19日

(書評)アメリカ下層教育現場


まとめ
社会と養育について思索したくなった人はどうぞ


面白くて一気に読んでしまった本。

米国のネバダ州・リノのチャータースクールで、「日本文化」を教えていた著者のノンフィクション・ルポルタージュ。本書タイトルに『下層』とあるのは、著者が受け持った生徒たちが、様々な理由があっておよそ劣悪な学習環境に身を置かれていたことに端を発する。彼らは学業成績が悪いだけでなく、素行も不良のいわゆる落ちこぼれ。そんな彼らに共通するのは貧困と夢を持てないことから蔓延する無気力。そこには、米国の社会の歪さを垣間見ることもできるのだった。

米国は自由と平等の国と言われるが、それをいまだ信じている人は少ないだろう。実態は超保守的な白人至上の超学歴社会で、お金がなければ閉塞状況を突破できないほど不平等で窮屈な社会であることが露呈している。およそ米国ほど極端な国はないと思うし、住みたいと思えない国もないのではないか。一方で、米国の内情について調べたとき、これほど興味深い国もないのではないか。極端、というのは、良きにつけ悪しきにつけで、良い面はそのまま模倣したくなるほど優れている(たいていは、合理主義を突き詰めた、非常に効率的な制度)し、悪い面は反面教師にしかならない。そんな米国で、日本人の著者が教壇に立つことになって経験したこと、思ったことが綴られている。

全般的に、文章に感情的な抑揚がみられない。ノンフィクションということで、事実を淡々と述べるスタイルに徹したからだろうか。しかし、著者の生徒たちへの実直な熱意が、行間から隠しきれないように滲み出ている。エピローグでトラビスと出会うシーンは感動的だ。


子どもたちにとって必要なのは、大人との接触である。そして、大人は、子どもと真剣に対峙しなくてはならない。著者が教えた「日本文化」が生徒たちの人生を変えることはない。しかし生徒たちは、授業を通じて、自分で考えること、意見を発言すること、夢を持つことの大切さを知ること、諦めないことを知ることができた。これは、とても大きなことだ。なにも知らずなにも与えられず社会に放り出されるよりは、遥かにチャンスを掴める境遇には立てるのだ。

本書では「『学』は自分を守ってくれる」というフレーズが登場する。これは著者の信念に違いないし、それは確かに、米国ではこれ以上もなく当てはまる。しかし、その栄誉にあずかれる人間は決して多くはない。そもそも、進学も勉強もできない身の上の若者が多すぎる。

本邦はまだ、教育の面では極めて平等なステージが与えられているように思える。「結果に差が出るとすれば、当人が努力するかしないかである」と言えるほど平等なステージだ。義務教育なので、どんな家庭の子も学校で学ぶことができ、良い成績をとれば進学ができ…。いや、もはや過去形かもしれない。学級崩壊だ公立校荒廃だと囂しい昨今では、親たちは教育費を捻出して子を熟睡や私立に通わせると聞く。その理由は様々あるが、子どもにとって勉強に相応しい環境が、金を出さねば与えられない現状になっているのである。これは、米国の事情とそっくりであることに危惧の念をおぼえる。米国の悪い面は、決して追従してはならない。
 
posted by ぎゅんた at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画以外の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月15日

映画感想「セックスアンドザシティ」


まとめ
ダンテ半端ねぇ


わたしたち仲良しレディ四人組!恋とセックスが大好きな独身40代のオンナノコ!
今日も昼間は四人でランチよ!いい男と出会った仲間のひとりが結婚するかどうかのハナシで盛り上がったわ!応援しなくちゃとアレコレ策を練って、ランチはすわ女子会に大変貌ね!
(四人でランチの席)…結局、男とはうまくいかなかったけれど、また新しい恋があるわよ。わたしたちが素晴らしい絆で結ばれた仲間であるように、素晴らしい男との出会いと、そこから始まる恋はきっとあるわ!うふふふ!
〜おしまい〜


事前情報から、こうした映画を予想していたのだが、偏見であった。「セックスアンドザシティ」は、セレブ女性たちが主役の、テンポと質のいいコメディ劇だった。いい映画である。題材的に女性向けに特化されており、飽きさせずにエンドロールまで突き進む勢いとパワーに溢れている。女性が「バトルシップ」や「パシフィック・リム」を鑑賞して心の底から興奮することが期待できないように、男のコ成分が乏しい本作は、おっさんの立場からすると、心の底から面白いとは断言できかねる。電子レンジで冷凍ピラフを温めて、いざ食べたとき、ごく一部だけが凍りついたままであるような、何処かで冷めた見方をしている自分がいる。しかし、ニューヨーク・セレブの女性が送る、理想とステレオタイプがごちゃ混ぜのライフスタイル、練られたシナリオ、無駄を削ぎ落としたテンポの良い展開で、ときにシリアスに、しかし根底はとてもポジティブで暖かく物語を包み込んで娯楽作品に仕立て上げているレベルの高さには脱帽ものだ。ただし、おっさん一人で鑑賞するのは、気持ちが振り回されてシンドイかもしれない。

地上波ではカットされそうなシーンやお下劣なセリフもあるが、それも恋と情愛にひたむきな女性主人公らがため。彼女らのように素直な気持ちで楽しもう。

ところで、中盤以降に登場するダンテのあまりのいい男っぷりに胸がキュンとしてしまった。性別もなにも関係なく、ただ他人を魅了するフェロモンを漂わせる才能にうっとりとしたのだった。

posted by ぎゅんた at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月11日

【書評】下剋上の時代を生き抜く即戦力の磨き方


まとめ
力抜いて読めるビジネス新書


大学進学や就職で生まれ育った故郷を離れた生活を経ると、意見を述べる際に「(以前、住んでいた)何処何処では〜だった」と口にしがちになる。何処其処の土地ではこうだったから〜、と例にあげることで自説の正当性を主張する心理であったり、単純な優越感を得たい心理であったり、およそ人間くさいことであるが、こうした傾向は誰しもがあるはずだ。ことに学者でめだつ。あらゆる分野で世界をりリードする(とみなされている)米国に滞在していた人でより顕著だ。私が高校生のころ、現代文-評論で述べられている趣旨には、しばしば「欧米では〜(だから日本はダメなのだ、見習うべきだ)」の文字が躍っていた。友人らの会話の中で諧謔的に「欧米では〜」と口にした人もまた、私に限らず少なくないのではないか。本書を読んでいると、そんな当時の自分の姿がふと脳裏に浮かぶのである。

新書のビジネス書であるが、自己啓発的な側面が強くある。というのは、本書は頻繁に「こうやって現代ビジネスの荒波を乗り越えて行きなさい」=「勉強なさい」と読者に発破をかけてくるからだ。これらが、我の強い断定調口調で述べられている。

カタカナなビジネス用語が飛び交ってはいるが、語句の解説を含めた平易な文章にされているので難解さはない。頭のいい著者だなと分かる。一方で、作者の過去の実績等を紹介する場面が多く、ややうるさく感じる。ただし、これは意図的なものだろう。謙虚さは日本人のDNAに刻まれた美徳であるが、ことビジネスにおいては、己の実績を積極的に主張するぐらいでいいんだよ、いうメッセージにとれるからである。美辞麗句だけで人は動かせない。率先垂範である。なんだかんだで、「自分が動き結果を出すこと」の世界なのだ。

本書で著者が述べる、現場で活かせる即戦力は「語学力」「財務力」「問題解決力」の三種の神器にくわえて「勉強法」「会議術」だとしている。それぞれがどのようなもので、どう述べられているか、どう感じるかは本書を読んでのお楽しみ。10年前に刊行された本で、やや古い感じを受ける部分もあるし、賛同しかねる意見もある。しかし、いまでも通用する内容だ。

終戦後に日本をスターダムに押し上げた「資源輸入・加工輸出の製造業立国」モデルは、グローバル化と途上国の台頭によりパイが奪われて久しい。日本の景気は悪くなった。そして、「ものづくりへの回帰」が叫ばれ、製造業を立て直して世界をリードすべしとの意見をしばしば耳にする。在りし日の、勢いのあった日本国へ再び返り咲こうというのである。私も、そうであったらいいなと思う。しかし、はたして時代は、それを求めているものかどうか、杳として知れない。

本書で著者も述べているが、これからはパーソン・スペシフィック(人材次第)だというのは的を得ている意見である。昨今、教育関係者と話をすると、必ず出てくるフレーズが「世界に通用する人材育成」であったりする。山紫水明と豊かな四季しかない島国・日本は、結局のところ、人を輸出するぐらいの優れた人材を育て上げられる国内環境造りに舵をとるべきなのである。教育は国家百年の計。国力は人材に拠るものなり。
 
posted by ぎゅんた at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画以外の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月02日

(アップデート)iOS 6 ➡︎ iOS 9.3

to ios9.jpg

iOS6を恒久的に使用し続ける会」に属していたが、メモやSafari、Facebookを使用中にアプリが強制終了される現象が頻発するようになった。アプリのバグではなく、iOSが古すぎるからである。更にiOS6では起動すらしないアプリすらでてくる始末。
スペックに合致したOSが、囲い込まれるように使用できなくなるのは寂しいことだ。

iPad2のiOSを7にした時は、動作が目に見えて遅くなってしまい咽び泣いたが、iOS8以降はそこまで動作が重くならないようであることを知った。心情的には、iOS6が使い慣れていることから尾を引くが、アプリの強制終了ほど苛立たしいものもないのでiOS9にアップデートすることを考えた。


このアップデートによる変更点は、以下のようである。iPad mini では恩恵にあずかれないものが目立つ。いまだiPad miniを使用している側にも非があるかもしれんが。

このアップデートでは、iPhone、iPad、iPod touchの“メモ”、News、“ヘルスケア”、Apple Musicの機能が改善され、Night Shiftという新しい機能が追加されます。Night Shiftでは夜間にディスプレイの色が暖色系の色域に切り替わるため、心地よい眠りに役立つ可能性があります。以下の新機能、機能改善、バグの修正が含まれます:

Night Shift
Night Shiftをオンにすると、iPhone、iPad、iPod touchの時計と位置情報を使用して現在地の日の入時刻が調べられ、日の入後にディスプレイの色が自動的に暖色系の色域に切り替わります。これは心地よい眠りに役立つ可能性があります。

メモの機能改善
個人情報を含むメモをTouch IDまたはパスコードで保護できます
メモをアルファベット順、作成日順、または編集日順に並べ替えることができます
スケッチ中に2本指でスワイプするか、“新しいスケッチ”ボタンをタップして新しいキャンバスをすばやく表示できます
各メモの下部にある新しいチェックリストボタンで、リストを簡単に作成できます
メモ内のイメージや添付ファイルを長押しして、大きなイメージや添付ファイルの代わりにサムネールを表示できます
“メモ”の中で撮った写真やビデオを“メモ”のみに保存するか、“写真”にも追加するかを選択できます
Evernoteエクスポートファイルを長押しして、ファイルの内容を“メモ”に読み込むことができます

Newsの機能改善
“おすすめ”の新しい“トップストーリー”セクションにその日の主要記事が表示されます
Appleのニュースエディタが厳選したチャンネルやトピックを集めた“エディターズピック”で、良質な記事を見つけることができます
iPhoneで“おすすめ”の記事を左にスワイプしてすばやく共有または保存したり、右にスワイプしてその他のオプションを表示したりできます
“おすすめ”から直接ビデオを再生できます − 記事を開く必要はありません
iPhoneの横向き画面で記事を読んだりビデオを視聴したりできます
テキストサイズを変更して、記事を読みやすくすることができます

ヘルスケアの機能改善
体重、ワークアウト、睡眠など、選択したデータの種類に対応する他社製の関連Appが“ヘルスケア”Appに表示されます
“ヘルスケア”のダッシュボードで、Apple Watchのムーブ、エクササイズ、スタンドのアクティビティデータとゴールがサポートされます
ホーム画面から3D Touchのクイックアクションを使ってダッシュボードやメディカルIDに簡単にアクセスできます
他社製AppからHealthKit経由でApple Watchのアクティビティリングと概要にアクセスできるようになります

Apple Musicの機能改善
Apple Musicカタログの曲をライブラリに追加しなくてもプレイリストに追加できます
iPadでミュージックビデオをフルスクリーンで視聴できます
“Radio”タブからBeats 1の放送内容を直接調べられます − Beats 1を再生する必要はありません
“再生中”画面で、現在再生中の曲の名前をタップしてアルバムに移動できます
Apple Musicカタログでアルバム内のどの曲が人気かを確認できます

写真の機能改善
“複製”をタップしてLive Photoから静止画像を抽出できます。Live Photoを複製するか、静止画像のみを複製するかを選択できます
iCloudフォトライブラリに保存されているフルサイズのオリジナル写真またはビデオをダウンロードする際のパフォーマンスが向上します
Air DropまたはiMessageにより、iOSとOS Xの間でLive Photosを共有できます

iBooksの機能改善
iBooksでPDFをiCloudに保存してすべてのデバイスで使用できるようにする機能が追加されます
以前にiBooks Storeで購入したオーディオブックのダウンロードのサポートが追加されます
ファミリー共有を使って、購入済みのオーディオブックを家族と共有する機能が追加されます
マンガをより快適に読める新しいコントロール。ページめくりが速くなり、シンプルなコントロールでテキストを拡大できます
Apple Pencilのサポートが追加され、お気に入りの一節を後で見返せるようにハイライトできます

教育の機能改善
複数の生徒が1日の異なる時刻に同じiPadを使用できる共有iPadのプレビューが導入されます
管理対象Apple IDでのiCloudへのサインインがサポートされます
新しい“クラスルーム”Appへの対応が追加されます
ホーム画面のAppの配置を制御する新しい構成オプション
ホーム画面に表示するAppと隠すAppを決定できる新しいコントロール
iCloudフォトライブラリとApple Musicでの新しい機能制限がサポートされます

CarPlayの機能改善
Apple MusicメンバーがCarPlayで“For You”と“New”のコンテンツにアクセスできるようになります
“マップ”の新しい“周辺検索”画面で、ガソリンスタンド、駐車場、レストラン、カフェなどのドライブ関連施設をすばやく検索できます
SiriがCarPlayでメッセージを確認または作成する際の読み上げが簡潔になります
CarPlayでさまざまなオーディオソースのサウンドレベルがイコライズされます
Dolby Digital Plus
Apple Lightning - Digital AVアダプタを使ったマルチチャンネル出力のサポートにより、Dolby Digital Plusオーディオストリームでエンコードされたビデオの再生がサポートされます
ハードウェアキーボードの機能改善および修正
Spotlight、“メール”、Safariのリスト内を矢印キーで移動できるようになります
“メール”でスペースバーを使ってスクロールできるようになります
Safariでスペースバーを使ってスクロールする際のパフォーマンスが向上します
ハードウェアキーボードが接続されているときにショートカットバーからソフトキーボードを表示する機能が追加されます
ハードウェアキーボードの使用時にiPadのロックを解除できない問題が修正されます
キャプティブログインページでハードウェアキーボードが反応しなくなる問題が修正されます
ハードウェアキーボードに接続しているときに、“メッセージ”の入力フィールドがショートカットバーの後ろに隠れてしまうことがある問題が修正されます

その他の機能改善
“マップ”の交通機関で、特定の路線の行き先や駅をタップしてそれらをハイライト表示する機能がサポートされます
“マップ”の交通機関で、各経路候補に複数の路線の選択肢があるかどうかが表示されるようになります
Wallet Appでカードまたはパスのアイコンをタップして、カードまたはパスに関連するAppを表示する機能が追加されます
Apple Payで、POS端末でApple Payを使ってお店のポイントプログラムに登録する機能がサポートされます
Podcastsでビデオのフルスクリーン再生がサポートされます
“アクティビティ”Appに、主な指標の毎月の概要が表示される新しい“ワークアウト”タブと、ワークアウトの種類別にフィルタをかける機能が追加されます
iOSに移行する場合に、AndroidデバイスにインストールされているAppに基づいてApple StoreのAppの候補が提示されます
iCloudストレージの空き領域がなくなる前に、ストレージ状況とApp内通知が提示される機能が追加されます
すべてのiCloudアカウントで2ファクタ認証を使用できるようになります
スペイン語(ラテンアメリカ)のシステム言語がサポートされます
フィンランド語(フィンランド)、ヘブライ語(イスラエル)、マレー語(マレーシア)のSiriサポートが追加されます
エンタープライズ機能向けのバグの修正
VPPで購入した一部のAppがアップデート後に起動しないことがある問題が解決します
デバイスに割り当てられたVPP AppのiCloudバックアップがサポートされます
構成プロファイルのアップデート時に証明書を正常にインストールできないことがある問題に対処します
一部のIPSec VPN構成でVPNセッションの終了後にインターネット接続が中断されることがある問題が修正されます
iBooksで、企業で管理されているPDFを管理対象でないアカウントからメールで送信できない問題が修正されます
一部のExchangeユーザの“カレンダー”で、同じ出席依頼に複数の応答を送信してしまうことがある問題が解決されます
デバイスがOS Xのキャッシュサーバに接続する際の信頼性が向上します
アクセシビリティのバグの修正
アクセシビリティの“スイッチコントロール”オプションで3D Touchの信頼性が向上します
VoiceOverが音声入力後の読み上げに干渉する問題が修正されます
VoiceOverユーザがApp Storeにレビューを書き込めない問題が修正されます
Bluetoothヘッドセットで電話に出た後にVoiceOverが応答しなくなる問題が解決されます
“リマインダー”で大きな文字を読めない問題が修正されます
その他のバグ修正、パフォーマンスおよび安定性の向上
日付を手動で1970年5月以前に変更して再起動操作を行うと、iOSデバイスが起動しなくなることがある問題が修正されます
一部のiCloudバックアップが完了しないことがある問題が修正されます
一部のユーザのヘルスケアデータがiCloudバックアップからの復元後に不完全になる問題が修正されます
不正確なバッテリー残量が表示されることがある問題が修正されます
一部のユーザでiMessageまたはFaceTimeのアクティベーションができない問題に対処します
電話に出ているときに“電話”のインターフェイスを表示できないことがある問題に対処します
モバイルデータ通信のオン/オフの切り替えに適用される制限を無効にできる問題が修正されます
Apple WatchにインストールされていないAppの通知設定がWatch Appに表示される問題が修正されます
キーボードで3D Touchを使用する場合の信頼性が向上します
留守番電話メッセージを設定する際の“電話”Appの安定性が向上します
デバイスの空き容量が少ないときの“メール”Appの安定性が向上します
Mail Dropを使って大きな添付ファイルを送信する際の“メール”の安定性が向上します
一部の機能は、国や地域によっては利用できないことがあります。詳しくは、次のWebサイトを参照してください: http://www.apple.com/jp/ios/feature-availability およびhttp://www.apple.com/jp/ios/updates
このアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください:
http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP



アップデートしてみて
プレーンなインターフェイスに変わってしまった点は好みではないが、すぐに慣れそうだ。OSのバージョンアップに伴う、「動作が重くなる」のは明らかで、iOS6が100だとすればiOS9は70ぐらいになっている。ガッデム。個人的に期待していたナイトシフト機能はiPad miniでは動作しないようだ。ちくしょう。とはいえアプリが強制終了される現象は明らかに改善されたので、よしとしよう。ダーウィンも「変化できる個体こそが生き延びることができる」みたいなことを述べていたし、ソフトウエアのアップデートは必要なのである。しかしWindows10にはたとえ無料でもアップデートする気にはサラサラならないのは不思議だ。


アップデートの手順
設定>一般>ソフトウェア・アップデート からは「容量が足らん」とエラーメッセージが表示されてアップデートできなかった。たとえ空き容量を7GB確保していてもアップデートしてくれない。巷で頻発しているエラーのようである。対策はパソコンにUSB接続し、iTunesからアップデートすればよい。
posted by ぎゅんた at 00:19| Comment(1) | TrackBack(0) | iPad2 , iPad mini | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする