2012年08月31日

うう…右腕をパンにされた… ジョアン!(タッ byけんけん猫間軒

ah...my right arm was changed the bread.jpg


仕事が休みでも出かける場所がないのは、結局は当人の引きこもり気質がゆえなのか釈然としないものである。

平日に済ませておきたい用事も、目下のところは免許の更新ぐらいしかないが、それも来月以降でないとお役所ワークの関係上不可能。というわけで別に「今日やらなくてはいけないリスト」は空っぽである。

無理やり埋めようとすれば
1.映画を見に行く
2.アテもなくドライブする
3.新型オーリスMCしたマークXを見に行く
4.出会いを求めて人が集まる場所へ行く
5.公園で砂遊び

などが候補としてあがろうが、映画は友人と行く予定があるので勝手に行くと裏切り行為になる。
アテもなくドライブもよいが、日中は暑いのでオープンにすると日焼けと熱中症が怖い/クローズド走行はエアコンが必須になる上に気分がよくない。
新型オーリス、マークXを見に行った所で「どうせ買わない」ので冷やかし客上等行為もよくなかろう。
4.5.は一般人の行為かもしれないが俺がやっても職質の対象となるだろうから却下。

平日の昼間という時間の贅沢さを味わうために、チンタラ休むことにする。


下らん前置きはさておき、バゲットの話を少し。
野々市ではジョアンというパン屋が有名で人気があるとの情報を得た。
そんな店しらんぞ?と情報提供者に述べると怪訝な顔をした。こんな顔をするのは俺が「ガッキーって誰?」と訊いたとき以来である。角のタバコ屋のおばあちゃんのみならず、その辺の登下校中の小学生でも知っているレベルだという。嘘としか思えんが、まあ、勢いがある店なのだろうことは予想がつく。
なんぞ犬みたいな名前の店やなと思ったは昔読んだギャグ漫画「けんけん猫間軒」が原因であるが、とりあえず店の公式サイトがあるのか検索をかけてみることにした。

一発で出た
『つのパン』こと『クレセント』の フレッシュベイク (有限会社ジョアン) [ パン屋 / ベーカリー ]
つのパンて何やねん。と思ったら、この店を代表するパンなのか。つのというのは文字通りのツノなんですね。小さなバイキングビッケみたいなパンであります。いや、ICOの方が似とるか…どうでもいい話です。

nonoichi00.jpg

この店は本店ではないが、そんな遠くもないので行ってみることにした。
さて、店に着くと田舎のショッピングモールのように広い駐車場がありました。駐車場が広いというのは、運転の苦手なママには絶対的に有利に働くポイントであります。駐車場が狭い(それか出入りが難しい)だけで行かない、というのはマジにある話。思えば、パン屋たねさんも、店の前には他店のそれとはいえ広い駐車場があったのを思い出す。車社会・ザ・田舎では駐車場を制する店が集客を制する…のだろうか。

とりあえず客足が途絶えず、我も我もと人が出入りしている。有名どころというのは嘘ではなかったのか。みると僧衣をまとった坊さんが出てきた。仏に仕える身が西洋のパンを食すか、けしからんな!塩一粒と胡麻一粒で解脱した釈迦をみならえコノヤロー!…普通におつかいでしょうね。他人の行動にケチをつけても世界は救われぬ、カロリーの無駄です。暑いしさっさと中に入ってタスクを遂行しましょう。なんとなくお洒落な玄関の戸をあけると、そこにはパンが並ぶ市があった。左側には「ご自由にどうぞ」と珈琲の無料サービスコーナーがある。おばちゃんたちが椅子に腰掛けて珈琲を飲んでいる。
パンの市のように多様なパンが並ぶ店内は、やはりお客さんが多い。なぜかスタッフがやたらに多い。これは人件費の無駄ではないのかと意味もなく思う。
つのパンというのは見つかったが、マイルール「まずバゲットだけを食べてみて、そのクオリティに満足したら他にも手を出す」があるので、素直に従う。バゲット一本だけ購入する。帰りに珈琲の一杯でも頂こうと思ったが、「ご自由にどうぞ」のところにはコップがなかった。ぐぬぬ。常連になれば飲める仕様なのかもしれん。

さて買ったパンを店から出た瞬間に食べてみる。まるで気分はフランス紳士ですが実態はただの無職風の意地汚いおっさんであります。これは「まあ、買ったばかりなのにもう召し上がるなんて、パン好きな殿方ですのね(ウットリ)」という婦女子たちの評価を期待したわけでもなく、単に出来を確かめたくて気持ちが強かった意地汚いだけである。

パンの評価というのは、もう各個人の好みで決まるだろうし、その上で私個人の意見を言うなら、そんなたいしたものではなかろうという結論。

まずバゲットの色が好みでない。見た目に美味しそうに思えるバゲットは、もう少し色が茶色に近い。小麦や焼き方によって違いがあるのかもしれんけども、ここのバゲットは色が黄色から白っぽく、個人的に見た目的に美味しそうにみえない。
食ってみて美味しければ文句はないが、皮はもう少しバリッと硬い方が好みだし、噛み切った後に鼻腔に届く香ばしい臭いがない。断面の気泡が小さな均一で迫力がない。気泡の大きさは適度にバラけていると美味しいのではないのか。生地に苦手な酸味はかったのはよいが、味自体は薄い。もう少し塩味が強い方が好み。
プレーンで食べやすいパンといえばそうだが、積極的に買いたいタイプにはあらず。
皮が薄めで軟かく中をモチモチにしたプレーンなバゲットなので、突き抜けた個性はないがオールマイティに評価される平均点タイプでは。食べやすいが、バゲットマニアからの評価は低いのではないかと思われる。逆に固すぎても日本人の好みではないのかもしれんが、それは作り手のパンに込める気持ち次第だろうし、そこを評価する人間が「美味しいパンだ」と買えばよいのだろう。


そのままシエンブラン(過去記事参照)によってバゲットを買って帰る。こっちの店は駐車はし辛いし、お店も狭いのだが、好みのバゲットを焼いてくれているのでお気に入り。駐車がしづらいなら自転車か徒歩で行けばいいじゃない。お店が狭いのは、痩せて自分を小型化させるべきである。半分冗談。

ところで、ここシエンブランのパンを店に置くカフェがあるそうですね。
野々市駅近くの「木に土に」というお店だそうです。自然食系カフェっていうの?有名なお店ですね。知ってはいるが行ったことはない。男一人で行くには敷居が高すぎる…。

この話を聞いて、パンマイスターから聞いた話を思い出した。
フランスで至るところにあるカフェはほぼ全て、どこのパンを仕入れているかで店の格が決まると。チンケなカフェに有名所はパンは卸さないので、いきおい、一流所のパンを提供するカフェはそれが店のステータスとなるのだと。フランスで美味しいバゲットを提供するカフェがあったら、店主にどこのパンなの?とたずねると喜ばれるそうである。なにそれ格好いい。

しかしフランス語の試験(辞書持ち込み可)が10点だったぎゅんたには縁遠い話であるのはいうまでもない。


まとめ
気を利かせましたなサービスよりも、もっと大切なことは美味しいパンを焼いてくれているかどうかである。
 
posted by ぎゅんた at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | お店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月29日

ぼくは新型MAZDA6(アテンザ)ちゃん!

mazda6.Jpg


モスクワショーで噂の新型アテンザのお披露目があったようで、ニュース記事になっています。
マツダ6(アテンザ)デビュー

気になるのが、記事中の

トランスミッションは、6速マニュアルまたは非常の効率的な6速オートマティックが組み合わせられる。4WDモデルも提供されるが、それはアメリカのスノーベルト地帯と、東ヨーロッパ向けだけになるだろう。

6速マニュアルの箇所。どうやら新型アテンザはフラッグシップセダンであるにもかかわらずMT設定を設けてくれるようです。SKYACTIV-MTにいよいよ触れることができると思うと胸が熱くなるな。
誤植っぽい「非常の効率的な6速オートマティック」は「非常に効率の高い6ATのSKYACTIV-AT」のことだろう。

画像を見ていると、シフトボックスの後ろに流行のジョグダイヤルが見える。また、後席用エアコン送風口も設定されているようだ。ただ、コレは海外使用であるので、国内使用の場合はないかもしれない。なかったら裏切りの序曲ですし、マツダファンは自分を含め失望することになりそう。「いつものことじゃねえか」と納得できる人はよく躾けられて中々のクルマ通です。海外版のほうが国内使用より若干高級な仕上がりなんですよね実は。いい加減バレているので、自動車メーカーはそろそろやめたほうがいいと思います。

ところで、メーターに青色LEDを使ってはおらんかこれは?あったら死刑。内装の雰囲気がCX-5と似ているのは、おそらく共通部品を多くしているのだろう。とすると、メーターもCX-5と似たような雰囲気にしてくるはずで、その通りであれば青色LEDはないだろう。
マツダはメーター周りに平気で赤と青の光を混ぜるから困る。

ちなみに横幅は1840mmという噂。CX-5と共通部品が多いからでしょうか。なにも一緒の幅にせんでもよかろうに…下手するとクラウンよりでかいかもしれん。FF四気筒のでかいセダンは保守派には受けないぞマツダ。
とりあえず実物をはやく見てみたいものです。


おまけ
新型アテンザ壁紙シリーズ(市販モデルじゃなさそうなのが混じっているが…)
Mazda 6 Sedan (2013)


posted by ぎゅんた at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ(マツダ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

NC1 ECU version アップデート

mazda6.Jpg

※新型MAZDA6(=ATENZA)のインテリア?スパイショットのようです


調子が悪いとXP再インスコした我がパソコンは、ブラウザがゲボを吐きIEがネットに繋がらないゴミアプリと貸してしまいました。Cromeを使って事なきを得てはいますものの、WindowsUpdateはIE対応のため接続されず涙目。
そもそも俺はアップデートってもなぁ嫌いなんだ竹島も尖角も日本の領土だウリャーな気持ちがあるのもまた事実。そんなわけでIEのバージョンアップうんたらは放し飼いにすることにした。

”IEのバージョンアップ、Windowsアップデート”という言葉から、ECUの書き換えを思い出した。

いま所有しているNC1ロードスターは初期に生産された個体であり、おそらくECUのバージョンが古いままであろうから、いつかアップデートをせねばならぬと思っていた。
ECUのアップデートは、ディーラーで無料で行ってくれるということは知っていた。ただし、現在のECUのバージョンが何であるかは自分で調べることはできない。購入時の整備の時に最新版にアップデートされていたかもしれない。
ひとまず気になったので、ディーラーで調べてもらうことにした。

なお、このECUのアップデート(書き換え作業)、エンジンチューンではないので、馬力やトルクがアップするものではない。
具体的な特徴については、某所の掲示板のロードスタースレのテンプレから抜粋させていただこう。

・ECUチューンではない、制御などを更に"改良"しただけ
・馬力、トルクは変更無し
・トヨタのような不具合から用意されたものではない
・マツダに限らず、ここ近年の車はECUのプログラムは更新版があればUpdate可
・ECUはNC1だけでも数種存在する、つまり随時Versionが変わってる
・ユーザーの好み次第ではUPdate前のがいい可能性もある
・ECUに関連したパーツを装着している場合、不具合が起きる可能性がある
・Updateにより、機能の仕様や動作が変わる場合があるかもしれない
・UPdateすると元のVersionには戻せない


こういう効果があるっぽい
・AT/MT共通で、アクセルのツキがよくなりレスポンスが少し改善される
・MT車では、発進時のクラッチミートがし易くなる
・AT車では、Aモードのシフト動作が少し変更され、加減速でのUP/DOWNが少し頻繁になる


スロットル関係の調整が加わり、乗りやすい味付けになるようです。
馬力、トルクは変わりません。

ECUを書き換えて馬力とトルクのアップを図るECUチューンも存在するが、マツダ純正の書き換えではないのである。
こまけえスペックアップは興味ねえぜコノヤロー、どーんといこうや!という兄貴にはエンジン換装という手法もある。なかなか夢がある行為だがコスパが悪すぎる。というかロードスターはパワーが大切な車ではないので、パワーや速さを求めるならフェアレディZロードスターS2000を買うのが早いし確実である。NCのスペックは過分という意見が根強いぐらいなのだ。それを受けてか、欧州向けのロードスター(MX-5)には1.8Lのグレードが設定されている。

エンジンブロックは色々と流用が利く設計なのかどうかはしらんが、流石にMZR2.3DISIturboは載せられないようだ。しかしターボ大好き変態外人あたりが「これでマツダスピードロードスターだぜHAHAHA!」というセリフを言いたいがためにムリヤリ載せていそうな気がする。世界は広く、世界が広いだけ愛すべき馬鹿もまたいるのだ。


さてディーラーに行きましてわけを話すと、すんなり話は通じてECUのバージョン確認と、アップデートが可能な状態ならアップデートするということに。

結果、最新版にバージョンアップしてもらいました。
よくわからん結果ログが印刷されたプリントも貰いました。
NC1_ECU_verup.Jpg

モジュールの部品番号が
LFG7G ⇒ LFG7F
になっているところを見るに、バージョンFからGになったということなのでしょうか?謎です。
本当のごく初期のNC1のECUは色々とアレだったらしいので、思えば、購入前の試乗の時点で、別に変な感じは受けなかったのも既にバージョンが”F”で、成熟の域にあったからかもしれない。

とりあえず乗ってみると、低回転時のパワーが若干増したように感じた。
感覚的な話だが、発進から巡航速度に達する時に、普段よりも路面へのパワー感を感じるようになった。
ワケワカラン文章なので、噛み砕くと、こういうことである。
ジェントルに発進しようとアクセルの踏み込み量を抑えて1速発進、2,000rpm位でシフトアップを2速⇒3速⇒…と繰り返していく。実はこれ、かなり遅く、3速にした時点でも40Km/hぐらいなのである。ジェントルだが、遅いといえば遅い。せっかちな後続の軽に煽られる始末であります。
無論、これは速く発進する気がないアクセル操作によるものであって、速く走ろうと踏み込み量を大きくとるようにすれば、猛然としたスタートダッシュが可能である。だが、好んでそうする必要はないのである。

さて、この「速く発進する気がない」状態の1速⇒3速あたりは、なにかパワーがタイヤにかかっていないというか、腑抜けた感触があった。アクセル踏んでないんだからそうかもしれんが、それにしたってパワーのない感じがする…発進時にこう思うことが度々であった。その感じが、完全になくなったわけではないが、かなり消えたのである。同じようなジェントルな発進だが、ちゃんとタイヤが路面を掴んで蹴っている感触があるのだ。低回転時のパワーがあがった気がする、というのはこういうことである。
もうひとつ気づいたのは、アクセルを一瞬煽ってからの回転数の上昇がタイムラグなく起きるようになったことであろうか。今までは、煽った後、ほんの少しだけ遅れてから回転数が噴け上がってきていたのであったが、それは一切なくなっている。この変化に身体がまだ慣れていないので、以前よりも発進時にシフトショックを出すようになってしまった。半クラとアクセルワークの感触が変わっている。まあこれはそのうち身体が覚えることで解決できるだろう。この修練もMTの醍醐味のひとつである。アクセルを踏んでラグなく噴けあがるのが自然で好ましいものだ。NC1はスロットル特性が不自然だというユーザーの不満に対応したのだろう。

今回のECUのバージョンアップで、体感できるほどの変化はあった。
別物になるわけではないが、それなりに不満だった「低回転発進時のパワーの抜け感」が小さくなったのは嬉しい。あとは発進時にシフトショックを出さない運転となるよう、アクセルとクラッチの操作を模索していこう。体調や気分が乗らないときはすぐに運転に現れるのがMTの面白いところ。気分が乗らない相手とデートする時は発進時にガタガタさせて怒らせて振られるかもしれません。適度にリラックスしている時は不思議とシフトショックが出にくいものです。



まとめ
オープンカーに乗りたい
マニュアル車に乗りたい
この欲求を高次元で満たしてくれるロドスタとは、まだまだ長い付き合いになりそうです。
NDの発表はいつになるのやら。
 
posted by ぎゅんた at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | マツダ NC1ロードスター(RS) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

生と死の狭間の色は 映画「THE GREY 凍える太陽」感想



クソ暑いので「フローズン」に続き、寒そうな映画をみにいくことにした。
お題目は『THE GREY 凍える太陽』であります。

アラスカのどっかの雪山に墜落した飛行機から、生存者と共に生還を目指すサバイバルもの。冒険ものではないが、どことなく男の子の心をくすぐる設定ではなかろうか。

ひとまず
とてもお堅い映画でした。ギャグにできない…
その影響を受けて感想も、読書感想文の題材に「人間失格」を選定した中学生のような気持ちで書きたいと思います。

ホテルフロントの憂鬱.Jpg
※ネタバレ注意警報※






主人公は愛する妻を亡くし生きる意味を見失っている男である。
アラスカの石油採掘プラントに雇われた、狼のハンターであり、プラントで従事する労働者を襲う狼を撃ち殺す仕事をしている。そのため、狼の生態にも詳しいのである。
他の生き残りはプラントのブルーワーカーであり、顔見知り程度の同僚である。

結論から述べると、大半の人には退屈な映画だろうと思われる。
描写のテンポがスローでメリハリを感じにくい。これは、広大な自然放り出された人間に起こるドラマなど、はるか悠久の塵芥に等しく、流れを変えることなどはありえず、ただそこに在り続ける自然のなかに放り込まれた異物であることを示しているのかしれない。人間が泣こうが叫ぼうがなにも変わらないし奇跡が起きることもない。衝撃の展開も結末もない。物語は淡々と終焉に向かって進むのみであり、派手なドンパチを仕掛けて脅威を制圧するカタルシスもないからである。

こんな境遇に投げ出された彼らに待ち受けているものは死である。悲しいことに、一人また一人と命を落としていくのが作品テンポとなっている。これは意図したものだと思う。彼らの「死」を、ことさら飾ることなくありのままに写していることに注目しておきたい。あるものは狼に一瞬にして襲われ食われてしまい、あるものは体力の低下に勝てず凍死する。生き残った先の自分に厭世し、静かに死の恐怖と最後まで戦う者もいれば溺死するものもいる。神はいないのである。あるのは生命を感じさせない陰鬱なモノトーンの世界である。火、太陽、希望、温もり、それらが姿をみせることはほとんどない。

主人公にあるのは、今は亡き愛する妻の遺した一言と、父の残したひとつの詩である。次第にそのふたつが彼の生きようとする意思となり念動となっていく。仲間が目の前から消えても疲労で歩くことすらままならなくなっても諦めない。だが、その彼を待っていたものはあまりに強大であった…


演出だと分かっていても、全編に渡って上長な感じを受けますから、人によってはグダグダに感じる映画でしょう。どうにも娯楽していない。とりあえずみていて疲れるのである。

主人公がリーダー格ではあるものの、彼のとった行動が正しかったかも分からない。最初から飛行機に籠城して救援を待つ策もあろうと誰もが思うだろう。しかし彼らはある推論を信じてその行動はとらなかった。betterな判断はできてもbestの判断は出来ない。実際にあんなシチュエーションで取る行動に正解はないという製作者側の意図を感じる。だから、彼らの行動はどうであれ結末は揺るがない。立派に筋が通っている。これはこれでアリではないか。ちょっと珍しいつくりの映画に思える。…隠れた名作扱いになるかは微妙なところ。私は好きですけどね。味のある映画だと思います。

しかしみていて気になったのは、あまり寒そうにみえないところか。
零下20度で吐く息が白くないて、あんたらゾンビかい。
背景がやたらCGっぽいところがあってちょい萎えるかもです。


まけお
山をなめるな右向き三角1月をなめるな

iPadより送信
posted by ぎゅんた at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

ちょっと懐かしいコメディ少女漫画 「怪盗アマリリス」

怪盗アマリリス.jpg


過去の記事でも「放課後×ポニーテール」や「シトラス」など、少女漫画についてウンタラ述べていますが、昔の少女漫画の中にも好きな作品はあります。といっても、ぎゅんたが漫画を読み始めたのは小学生の頃ですし、少女漫画に手を出し始めたのは小学校高学年あたりからで、それも姉や妹が読んでいた漫画のおこぼれであります。とはいっても、「ときめきトゥナイト」や「姫ちゃんのリボン」などは読んでいませんでした。「あさりちゃん」は好んで読んでいました。少女漫画というよりはギャグ漫画なのがツボにはまった。このあさりちゃん、初期の頃のギャグ描写がかなり暴虐的ですごいものが…PTAはよくなにもいわんかったなと吃驚するレベル。
どけ〜邪魔な家〜!とサンゴママが車で民家をブチ破っていく描写とか腹抱えて笑い転げたもんです。今読んでも抱腹絶倒は必至。ギャグ漫画愛好家は死ぬまでに必ず読まなくてはなりませんぞ。


話が脱線しましたが、紹介しておきたい昔の少女漫画というのは「怪盗アマリリス」です。これがもう、理屈抜きに面白いんですよ。

アマリリス好きだっ!
突然なにを飯田橋
ぼくは君を数寄屋橋


作者の和田慎二先生はなにげに「スケバン刑事」の原作者だったりしますが、昨年に鬼籍に入られてしまいました。細く綺麗な線でコメディからシリアスまで描ききってくれます。今の時代になっても、あまり古さを感じさせません。作品は1991〜1995年連載です。ううむ時代を感じる(テレホンカードが全盛期なんですぜ!)。
多感な中学生の頃に読んだから思い入れも深いのだろうと読み直してみると、いやはや、面白くて手が止まらなくなるのであります。いいものは時代(というほどの年月でもないが)を超えて良いのだ。

キャラがわりかしチート性能だったりしますが、基本がコメディ路線なのであまり深いツッコミをしても仕方の無いところ。変に掘り下げてもつまらなくなるパターンに陥りそうなのでこれでよいのでは。
恋愛パート・シリアスパートはコメディだからと逃げず「優しく」キメてくれるのがこの漫画の素晴らしいところ。少女漫画だからといわず万人にオススメできる作品だとおもいます。
既に絶版ですが、大きめの漫画喫茶にいけば読めるのではないかとおもいます。
ヤフオクか古本屋で全巻一括購入が手堅いでしょう。後悔はしないクオリティといっておきます。


おまけ
黒狼さんが格好良すぎて痺れるお気に入りのキャラクター。おいしいライバルキャラポジションです。
少女漫画に登場するハードボイルドキャラはなぜこうも格好良いのか、誰か真面目に論文を書いてもらいたいものです。
 
posted by ぎゅんた at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月24日

これからのマツダへの妄言

new_axela.Jpg
※マツダ車は純正オーディオが似合う(これで青色LEDでなければ…)


マツダ贔屓がたたって「正直痛いイメージしかない」とまで陰口をたたかれようが、俺はマツダが好きである。とはいっても、現行デミオやMPVやらビアンテは好きではない。無条件ノーガード受容はさすがに無理である。

マツダの好きなところはなにかといえば、自分が車に求めているものを(他社より)多く優先してくれているところである。
適当に列挙すれば
・軽量化
・足回りにこだわる
・日常的にこなす領域の運転に楽しさをくれる
・わりかしフィーリングの部分で勝負してくるところ
こんなところ。

決してパワーに振ったり派手に飾り立てたりという路線からはスタートしていないのである。
一部の好事家のために用意された(?)マツダスピードアクセラ・アテンザは異端児であって、本来の”線”からはずれた存在。マツダもやんちゃなじゃじゃ馬モデルも用意できるというアッピールでもあるが、商品という立ち位置からみると不安定そのものである。モアパワーを求める人は他社のモデルを買うからである。マツダらしくコスパは良いのだと思うが、しかし実際に所有するとすぐに飽きがきそうなモデルといおうか…
Zoom-Zoomもスカイアクティブ・テクノロジーの導入により、今後はよりそのブランドコンセプトを確立するだろうから、おそらくマツダスピードモデルは消滅するのではないかと思われる。

マツダスピードアクセラクーペかマツダスピードアテンザクーペを出してくれなきゃヤダヤダ、死んでも死にきれない!というCar-Guyは私を含め多いと思うが、マツダのような規模の小さめな職人気質・精鋭無比・ややもすると線香花火メーカーにとっては、確固たるブランドイメージの確立の方が優先されるだろうから、消失しても文句はいえない。マツダごと消えたとなっては枕を濡らす程度ではすまない。まずは生き残りである。


今度は不満を上げていくとすると
・内装がプラスチッキー(軽さと安さの代償)
・高回転までまわしても官能性には乏しいエンジン
・燃費がちょっと…
中の人の話を聞くと、「内装が今ひとつなのは我々も周知の事実。あれは足回り担当部門が予算の大部分をとっていってしまうからです」とのことだった。限られた予算でZoom-Zoomを実現するには、やはり足回りにポイントを振らねばならないのか。新型アクセラやCX-5を見る限り、燃費も内装もいい感じになってきている感じがします。

しかしCX-5のATのシフト周りだけはダメだ。我慢ならねえ。。
peri_Shift_CX-5.JPG
※比較してみよう

国内生産国外輸出なのだから、国内販売用に換装できぬことはなかろう。
ラインの関係上難しいのかもしれないし、調査した結果「国内のCX-5にはMT設定は必要ない」との結果が出たのかもしれない。個人的な予想と希望では、次期アテンザに堂々と設定してくるのではないかと思っている。
次期アテンザのMTの売れ具合をして、CX-5のマイナーチェンジのタイミングで設定するのではなかろうか。おそらく、内装のシートカラーも海外版のサンド設定が加えられるに違いない。夢が広がりんぐ。


噂ですが、次期アテンザは「セダン」「ワゴン」「スポーツ」の後に「クーペ」がでるのではないかと言われている(海外で)。期待と要望からくるポジショントーク的なものかもしれないが、マツダからは確かにクーペが絶滅の勢いですから、アテンザシリーズにクーペを設定してもおかしくありませんね。アテンザがBMWの3erみたいな存在になってくれればと思います。それでようやっとマツダスピードアテンザクーペが満を持して(BMWの”M”のように)出るわけですね。そしてこれまた噂のSKY-GのV6エンジンが積まれると。アテンザがマツダのフラッグシップなら、ミレーニア同様、積まねばなりますまい。
それからマツダにはSKY-Gの直6を開発してもらって、いまや世界から消えゆく運命にある直6を蘇らせて欲しいと心底思っているのである。


なんにせよ、ぎゅんたはマツダを応援しています。
中国企業に買収されるのだけは勘弁な!
 

※外人はサマになるなあ
posted by ぎゅんた at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ(マツダ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

家族、とは 映画「ネイビーシールズ」感想

強そうなとしあきたち.jpg


映画「ネイビーシールズ※音量注意」である。
SEALsは、ここに詳しい。米軍に於ける、押しも押されぬ精鋭たちの集団だと思えばよろしい。「ザ・ロック」でその存在を知った人も多いはず。

アベンジャーズに押されてヒッソリと公開されていたのでみにいくことに。
題材からして「SEALs強い!かっこいい!米軍パネェ!」みたいな主張をされるのかと予想したが、結果はいかに。

・結論・
真面目なリアル路線映画でした。米軍広報ムービーという味付けは控えめでは。


如何に優れた兵士がいても、戦いたくて戦うのではない。その者の戦いたい心が、彼を作り上げたのではない。彼にはただ、守りたいものがあり、守れる自分がいるから戦うのである。

この映画では、ことさらに「家族」が出てくる。

ひとりひとりの隊員の背景には常に家族がいる。
テロ行為の標的になる要人にも家族がいる。
テロ行為に加担する民間人にも家族がいる。
お前たちは家族だ(だから身を挺してアメリカ人を殺せ!)と煽動する原理主義者もでてくる。しかし彼には家族はいない。幼馴染の友達−表向きは慈善家だが裏では麻薬と武器を売りつけている−がいるだけだ。
この彼の友達には家族がいる。その友達は、家族とともに静かに過ごしたいため、この原理主義者に引退を表明する。原理主義者は身勝手だ裏切りだと彼を謗り衝突する。理解しあえないのである。

一人のSEALs隊員が守りたいものは、子であり妻であり家族であり仲間であり国民であることがありありと、教科書を映像化したかのように写される。


作品の舞台とストーリーが、人気FPS「コールオブデューティ モダンウォーフェア」に似ているからか知らないが、ところどころに同ゲームライクな演出がみられる。いわゆるプレイヤー視点であるが、実写映画「DOOM」ほどのものではない。ちなみに撃たれても物陰に隠れていればダメージが回復する…ことはなかった。

米軍や特殊部隊もの、実際の火器、リアル系がお好きなあなたはどうぞ。
派手なハリウッド映画と勘違いして観にいってはいけません。
posted by ぎゅんた at 17:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

○フルート・アンシェンヌ ×フーン・ジョセフィーヌ

バゲットサイクル.jpg


勤務先のボスの奥様から、これを食えやと突如、パンを渡された。
この夫人はイギリスだフランスだアメリカはサンフランシスコだの留学経験のある才女でありまして、海外生活も長いがゆえ洋食、ことにパンには滅法うるさいのであります。美味しいパンハンターでもある。ここの管理人さんかと疑惑をかけられたこともあるらしい。どんだけやねん。

バゲットを食いまくっている最近の俺をみて、彼女自身が美味しいと認めているパンのひとつをプレゼントしてくれたのであった。パンは奥が深いから、美味しいと思えるパンを貪欲に探求なさいということだろう。頂点付近を知っていれば、パンの好みに幅ができる。自分好みのパンをきっと見つけられる。そういう考えかもしれんね。

そのパンは、PAULの フルートアンシェンヌ であった。
羽田空港にある店に寄って買ってきてくれたらしい。まことにありがたいことであります。
Paulはパン好きには有名なお店ですね。知らなければもぐりらしい。俺は知らなかったぞ。

さらにここより美味しいバゲットが六本木のジョエル・ロブションにあるとか。
六本木…一生縁のなさそうな世界でありますが、しかしいかなることをしても勇を鼓し買いに行かねばなるまい。それがバゲットマニアの矜恃というものである。適当に書いている。

フルートアンシェンヌ
食べてみると、確かに美味しい。噛みしめると味が出てくる…旨い。なんてこった。薪みたいな風体のくせに。まったくけしからん。これに色々具材を挟み込んで食べたら美味しかろう、とおもったが、美味しいので止まらずそのまま食べ尽くしてしまった。リベンジは羽田空港に行った折に果たすことにしよう。
いつ羽田空港にいくのか知らんしパンの値段もわからんけど、空港にひとつ楽しみが在るというのはよいことだ。

ちなみにシエンブランのバゲットを試食してもらったが、出来がまだ発展途上らしい。気泡の出来があともう少しで、モッチリしすぎているのがなんたらとか。今の俺にはよくわからん。

皮がカリッとしていて、中身はモッチリしていて、噛み締めて香ばしい香りがして旨味が出てきて、酸っぱい感じがなければそれでいいように思っている。それでなにつけなくても一本ぐらい平気で食べられちゃうやつ。それが今の自分の好むバゲットじゃぁないかしらと思う。そのまま食べきってしまえるかどうかが鍵だ。


まとめ
ぎゅんたはブーランジェリー・シエンブランを応援しています
 
posted by ぎゅんた at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

Chapter_18&19

chapter19.Jpg

Chapter18

開いてくれ 頼む…!
Come on, come on.


それはなに?
ロケットランチャーだ
What's that?
Rocket lancher.
何?
ロケット


行け
Go.
行け


動くな!武器を静かに下ろせ!
Freeze. Don't even think about it.
動くな!おとなしくしてろ


よし、中へ入るんだ
さあ、乗った乗った
Stick him in the truck.


くそっ あと五時間だ


カービィ将軍に連絡をとってくれ メイトリックスといえば分かる
If you call General Franklin Kirby, he will explain everything.
カービー将軍に聞いてくれ


へっへっへ将軍だぁ 寝言言ってんじゃねぇよ
ぬへへ

Kirby, huh? I think we ran him in last week, right?
カービー?先週パクったよ


Chapter19

へいへーぃ 女だ 悪かねぇぜ
Hooker. Not bad.
娼婦だ 悪くない


ん?なにする気だ?
俺たちになんか見せてぇんだろ
What do you think she's doing?
I think she's got something for us.
何してる?
何か くれるってさ


ふへっストリップかな
ぬふふ うへへへ

I bet she does.


やーだぁ…
な、なんだありゃ?
なんだょ?
Shit.
What the hell was that?
何だ?


こっちを狙ってるぜ!
おぉ、おいおい
Jesus Christ.


どこで使い方を習った?
説明書を読んだのよ
Where did you learn how to do that?
I read the instructions.
どこで操作を習った?
説明書よ


メイトリックスの、ヴァルヴェルデ到着はいつだ?
What time you expect Matrix to arrive in Val Verde?
彼は いつ向こうへ着く?


はぁ〜、…二時間後です
コトが終わった後のヤツの後始末は考えてあるか?
Just over two hours.
Do you think he will give us any priblems?
2時間後
指示通りやるだろうか?


こっちには娘という切り札がある 受け取りに来たとこを、一緒に片付けまさぁ
He'll do exactly as he's told as long as he thinks he'll get his daughter back.
多分やるだろう 娘が返ると思ってれば



Words&Tips
逆ロケランこそコマンドー
護送警官二人のセリフがいちいちツボのチャプター

Hooker:売春婦(米俗)

He'll do exactly as he's told as long as he thinks he'll get his daughter back.
「受け取りに来たところを一緒に始末します」なんて一言も言ってねえ!



※買い物のテーマ

2012年08月19日

神は一人だし変な格好はしてないぜ 映画「アベンジャーズ」感想


the_avengers_1.jpg


「日本よ、これが映画だ」のキャッチコピーに一部難癖指摘を受けていた8月の話題作「アベンジャーズ」です。このキャッチを考えたのは日本の代理店であり、そもそもの元ネタも「世界よ、これが日本のヒーローだ」だが、残念ながら殆どの人は元ネタを知らないので「アメ公は相変わらず自分らが世界の中心だとおもっていやがる!」と憤慨するわけです。
尤も、元ネタを知らなくても「全米No.1ヒット」と同じ扇動キャッチの類であるのは明らかだから「ハイハイ、そうですか」と流せばよいだけの話。邦画(実写)も頑張れよ、ぐらいのもんです。批判してもしゃあない。
しかし「全米No.1ヒット」とあるとなんかすごそうで見に行きたくなる気持ちはあるんでしょ?経験上、前評判が高いやつは大抵たいしたことなくてガッカリするんですけどね。

↓なんとなく思いついたもの
・アイアムレジェンド
・世界の中心で愛を叫ぶ
・ダヴィンチ・コード
・バイオハザード(シリーズ)
・借り暮らしのアリエッティ
・オーシャンズ11
・ゲド戦記
・猫の恩返し
テレビやマスコミの煽りはアテにしないほうがよい。

そんなわけで本作は期待せずに、ただ娯楽映画だろうの気持ちでみにいきました。キャプテンアメリカが好きなので、かっこいいキャップが観れれば嬉しいな、ぐらいの気持ちで。
その姿勢で正しかったのでしょう、楽しめる映画でした。大金を投じてこんな娯楽映画を作るとは。


この映画はハリウッド大作のお得意のど派手アクション大作であります。
なにも知らないで観ると損をするので、より楽しむためとおさらいとして、劇場に足を運ぶ前に前座作に目を通しておくべきでしょう。各作品における世界設定はつながっていますから、より深く楽しむことができるでしょう。この「アベンジャーズ」を観てから各作品にフィードバックするのも良いでしょう。
アメコミなので当たり前かもしれませんが自然なアメリカ万歳映画になっています。我の強い連中が意見をぶつけ合って反目、衝突し合ってても、ひとつにまとまって戦えば全てを打ち砕くアベンジャーズとなる。アメリカがここまで強大な国だったらどこも勝てません。


映画はドタバタとテンポよく進み、要所にギャグがシュールなりあからさまなり大量設置されている超娯楽路線。深く考えずに見ても派手なので楽しめる。世界観が気に入ったら他の作品も見て楽しめるようにできている。
活躍するヒーローが多いので話にまとまりが無くなりそうですが、うまいことまとまっております。身体能力の高い人ほど派手で活躍しているように見えますが、みんながバランスよく活躍している感じ。悪役のロキにしても狙ったかのような小物感とやられっぷりがたまりません。一種の萌えキャラの域にまで達しております。こういう大作映画でここまで愛されそうな悪役も珍しいのではなかろうか。


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※エロ本の回収に裏山に来たがなかったので口論が始まるシーン…ではない

個人的にお気に入りのキャップは本作でも期待通りの活躍です。
他のキャラに比べるとキャップは身体能力が「人間の運動能力の理想的な限界にある兵士」でありまして、ズバリ言うと地味で弱いキャラです。しかし誰にも負けない勇気と自己犠牲の精神、溢れんばかりの正義の心を有するヒーローなのです。だからキャップが身体を張って戦うとなんかそれだけで胸を打つものがある。突出して優れた能力が無くても、勇気と根性、機転を利かせて切り抜けるアナログなそのお姿は、古きよきアメリカを体現しているのではないかと感じる。性能にモノを言わせて派手に暴れまくるアイアンマンとは対称的に。そのアイアンマンであるトニー・スタークは、才知や金に恵まれつつも我侭で協調性がない人物であって、キャップにも「スーツを着ていなければなにもできやしない」とまでいわれたりする。圧倒的な軍事力で世界の覇権を握るアメリカの姿を現しているように思える。


最後に登場するやたら激烈な威力の核ミサイルを除けば単純なアメリカ万歳映画のノリではなく、大量虐殺平気をひそかに開発中であることを知ったメンバーが口論を起こしたり、「強大な軍事力を有するがゆえにおまえらが敵を呼び寄せた」ような台詞があったり、敵は倒したけど、暴れたからNYの街は目茶目茶にしてしまったヒーローに対する批判の声が上げられていることをきちんと写していたりする。

とはいえ、この映画は娯楽映画ですから、そういった「助けに来て怪獣を倒しているウルトラマンは立派やけど、その足元では人が大勢死んでいるんやで」といわれても子供は困ってしまいます。だから、例えそうであっても「でも私にとって、助けに来てくれたキャプテンアメリカは命の恩人でヒーローであることにかわりないわ!」と語る一般市民の女性の台詞がいい感じに胸に残るのです。
そもそも巻き込まれる大勢の一般市民にしても、死傷者は多数出たことは分かっても、直接死亡しているシーンは一切写っていないので敢えて写していないようだ。全年齢対象の娯楽映画だからが、この辺を深く考察するのも楽しいかもしれない。エンドロール後のシーンも色々考えることができて面白い。


まとめ
安心して楽しめる出来です。ニヤッとさせられるギャグが多いので楽しみましょう。キャップ大好き。
アメコミファンは必ず。そうでないけど興味が有る人は関連作品で予習して劇場へ行きましょう。
3D字幕版で観ましたが読字に疲れますので、吹き替え版をみるか、通常版字幕が良いと思います。


posted by ぎゅんた at 22:08| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする