2012年06月30日

新型ボクスターを眺めて座って指を咥えて

joinduty_new_boxter.Jpg


仕事が終わってから案内葉書を手にとってポルシェ金沢へ向かいます。
来週土日に開催される新型ボクスターのデビューフェアの、先行展示会なのです。
先行展示会なので試乗はできませんが、実物がどのようなものか興味があるので「眺めるだけでも」の気持ちが強い。それは、いつか所有したいモデルなら、その実物に触れておかねばイメージを持つことができないからであります。


展示会の時間は10:00〜19:00だったが、ギリギリ18:45分頃に付くことができました。
流石に閉店間際ということもあり、他に客はいません。
終了間際の駆け込みということもあり、気まずい感じでありましたが、対応してくださったディーラーの方は嫌な表情ひとつせずです。たいへん恐縮であります。

入店して目の前にある新型ボクスターは、ノーマルグレード(のハズ)でポディカラーはガーズレッドです。
インテリアカラーはシックなルクソールベージュでした。慎ましく悪くない組み合わせです。
ソフトトップの色はブラウンです。いまのNC1と似た色です。やはりこの幌の色は良いのだ。幌の色は4種類あるらしい。内装、ボディカラーのカラーバリェーションも豊富なので、その組み合わせはメチャメチャ多いわけです。新車で買うなら自分好みのカラーを追求し堪能する愉しみがあるのですね。贅沢なことだ。

そんな新型ボクスターは、実物で見ると予想していたよりも遥かに小振りでありました。
ポルシェだなあと分かる独特の曲線ラインは美しいものです。やや体育会系な無骨さが薄れてお洒落になった、古典的なポルシェファンをして軟派になったといわせるデザインかもしれません。
「あ、10円落としちゃった(拾おう)」という風な、目線を落とした状態から見るとたいして格好よくないのですが、立った状態で見下ろすように眺めると妙な色気に襲われます。不思議な感覚です。

寸法を抜粋すると

全長 4,374 mm
全幅 1,801 mm
全高 1,282 mm

となっています。外車で金庫みたいな剛性あるポルシェのことだから、もっとでかいだろうと思っていました。少なくとも幅がちょうど1.8メーターなのは意外でした。
1800mmの幅は、日本の交通事情にギリギリ許容される数値だと勝手に思っていますので嬉しく思います。
これ以上の幅があるとちょっと…
MRのくせにフロントノーズが長いな、なにが居るねんとボンネットをあけてもらってフロントのトランクルームをみますと、ビビるぐらい底が深い空間があった。そしてリアのトランクも、底は浅いがきっちり容量を確保しているつくりになっていました。ロードスターより容量があるんではなかろうか。恥をしのんで写真を撮っておけばよかった。

シートは座った感じ、着座位置が低くてスポーツカーテイストに溢れています。
アクセルペダルはオルガン式なんですね。長距離運転が楽そうです。
「ん?オルガンペダルだとそんなに楽なん?」と思われた方はCX-5に試乗しましょう。理由はすぐに分かります。

内装はポルシェの名から想像するガチ硬派系かと思いきや、ちょっとお洒落系路線。しかし必要以上な派手さはありません。ドリンクホルダーがなかった気がするが…尤も、このような車に利便性と収納性を求めてはいけません。

センターのインパネ部分にはボタン類がやたら一杯あります。ゴチャゴチャした感じはありますが、すぐに気にならなくなると思う、そんな範疇。
プラスチックの多用もなく、目に付きよく触れる部分はソフトパッド素材でカバーされています。統一感があり安物感がないことをして質が高いといえそうです。しかし引っかき傷が付かないか心配になる内装ではある。この内装が(設定にある)赤一色であればイケナイ気分になって一線を超えてしまいそうです。この子を鎮めるには免許が何枚あっても足らんぞ。要自制心。

ミッションは右ハンドルの7速PDK(PDK=ポルシェのツインクラッチ)。
できればMTに触れたかったので少し残念…

試乗は来週のデビューフェアで可能だそうですが、ポルシェ金沢で試乗を希望する場合は日曜日になるそうです。土曜日はポルシェセンター富山での試乗に使用するためとのことでした。
というわけで試乗を希望の方は日曜に行きましょう。


新型ボクスターに関しては、このページが参考になると思います。
【試乗】「MTが魅力!」 新型ポルシェ「ボクスターS」をいち早くドライブ! (ビデオ付) - Autoblog JP

あ、葉書を置き忘れて来てしまった
 
posted by ぎゅんた at 20:50| Comment(2) | TrackBack(0) | クルマ(なんでも) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チキン胸肉は塩で嬲る

アメリカ人=とりあえず肉を焼く.jpg


業務用スーパーで冷凍鶏胸肉2KGを買ってきて肉祭りを行うことがある。
肉だから調理は焼けばおk、と、馬鹿正直に焼いて食い続けてきた。
だが、ご存知の通り鳥の胸肉は火が通りにくく、味も淡白パサパサ、「腹を満たすための肉」感しかなかったのである。

食後の腹持ち自体は良いし、皮の剥いで調理すれば高タンパク低カロリーで良いのではあるが、人様に提供できるクオリティのものではなかった。いい加減、飽き飽きしてきたということもあって、ちょっと別の調理ができんものかと気合をいれることにした。すると、なかなかいいものが出来たので報告したくなったのである。


なお、鶏胸肉は親子丼に利用すると美味しくいただけるが、そのためは、小さく切り分けて砂糖と醤油と酒、それとザク切りタマネギに浸して一日寝かせないといけない。これは胸肉を柔らかくして下味を染み込ませるためである。
これで人様にご馳走できるものには仕上がるのだが、いかんせん、手間がかかって仕方がない。(※一般的に親子丼の鳥肉はもも肉を使用します。もも肉は高いので胸肉を使用しているまでです)。

また、個人的に親子丼は「身上書-好物」の欄に真顔で書けるほど好きなので米三合分ぐらいは軽く食べてしまう。畢竟、腹回りがヤバくなる&忍び寄る糖尿病の影 ということで、今はしなくってしまった。なお、カツ丼も俺に作らせればいいものが作れる。蕎麦汁から用意しなくてはならんが、破壊力は親子丼の比ではない。カツ丼こそが丼の王者である。


話を戻して、鶏胸肉の新たなる調理についてである。
焼くのではなく、蒸し茹でにするのである。
なお、調理時間は焼く時と変わりないが、出来上がった肉は焼く場合より柔らかめになってくれる。そしてチキンスープ付きになるのである。


具体的にはこうだ。味付けや工夫は各自が行えるよう、プレーンに記載しよう。


1.鶏胸肉を用意する。冷凍であれば解凍し、冷蔵であっても室温に置いて放置する
2.カロリーが心配なら皮を剥いでおく
3.肉に塩を多めに刷り込む
4.底の深めのフライパンに胸肉を敷く。皮を剥いだ場合も、一緒に敷く(カロリーが気になるなら、出来上がり時に食べないこと)
5.熱湯をかけ、火をかける
6.蓋をして30分以上弱火で蒸し茹でにする。茹ですぎると硬くなる


出来上がると、蒸されて茹で上がった胸肉と、染み出した塩味のチキンスープ(濃いめの味になっているはず)が出来上がっているので食す。以上である。
簡単なので、準備したらネットなりゲームして放置でおkという手軽さがイイのだ。


もちろん、これだとポテトとケチャップは野菜、コメは穀物=野菜でヘルシーの肉食アメリカ人ライクですし、美味しいチキンスープが出来上がるのですから、ここに野菜をまぜなくてはなりません。

ちなみにアメリカ人と野菜と認識(コピペ)

米=野菜=ヘルシー
フライドポテト=芋=野菜=ヘルシー
パン=小麦=野菜=ヘルシー
トマトケチャップ=野菜=ヘルシー
マヨネーズ=酢と卵=ヘルシー
チーズ=牛乳=ヘルシー
肉=ヘルシーじゃないけど主食だから仕方ない
砂糖=最近知ったけど太る原因なんだってね
砂糖どっさり飲み物=飲み物だからノーカウント



いまのところ試したのはキャベツと玉ねぎですが、これらを 5.の熱湯をかけたあとに上から敷き詰めておくだけでも十分に美味しいものができました。難しく考えずにチキンスープに合う野菜を選択すれば問題ないと思います。野菜は小さめに切っておくと良いです。

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posted by ぎゅんた at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CX-3と次期ベリーサ

CX-5の成功とベリーサのFMCを組み込んで、マツダはコンパクトSUVであるCX-3を発売するそうである。
これが次期ベリーサのようだ。過去の記事で「マツダのことだから忘れているのではないか」なんて書いて正直スマンかった。

大きさは、眉唾情報ならば、横幅は1695oらしく、それならば日産ジュークよりも小さいものになる。トヨタのイストみたいなサイズなのだろうか。あれは正直ダサいが。マツダ・デザイン・マジックで一番カッコいいヤツを頼む。

エンジンは1.5SKY-Dのようだ。
トランスミッションはSKY-6ATだろう。あれはいいものだ。
小さく軽い分、CX-5のような実に楽な運転のできる車であろうと予想できる。

そしこのCX-3のプラットフォームは次期デミオと共用だとか。
二代目デミオとベリーサの関係を思い出します。
CX-5よりもひと回り小さいとなれば、日本の狭苦しい交通事情に合致するので喜ばれるのではないだろうか。クルマのキャラクター的にMTはないでしょうけど…
似た時期に発売予定の次期デミオならば、ノーマルグレードとスポーツグレードとにMTが搭載されるでしょう。

ちなみにCX-Nの、末尾のナンバーが大きいほど車体が大きく車格が上がる。
CX-5でさえでかいので、海外にあるCX-9はどんだけでかいんだ。ランクルみたいなもんだろうか。でかい車は好きになれないので、縁はなさそうだ。
ちなみにCはクロスオーバーの意味があり、Xは未来を象徴する記号という意味だったはずである。RX-のRはロータリーです。



おまけ
「マツダ ベリーサ」を一部改良
−内外装に上品な新色を設定、安全装備を充実−



まとめ
ぎゅんたはマツダを応援しています。
株を買いたいところだが、株主優待も配当金もないのはいかがなものだろうか…


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posted by ぎゅんた at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ(マツダ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月28日

新型ボクスターとチラシの裏

おしらせ.Jpg


ポルシェセンター金沢から新型ボクスター先行展示会のお知らせが届いた。
7/7・8に開かれる展示会(デビューフェア)の先行展示会についてである。忙しくてその週末にはこられない人への配慮なのだろう。


先行展示会では新型ボクスターに試乗はできないようだ。
デビューフェアの時に試乗できるかも謎であるが…



先月のこと、同ポルシェセンターで、パナメーラハイブリッドとカイエンハイブリッドのフェアが行われた。勤務先のボスにそのフェアの招待状をもらっていたので知らん顔して出掛けて行ったわけである。


新型ボクスターがあれば実物に触れたかったのだが「ございません」で終わってしまった。ただ、次回のフェアは新型ボクスターだという。それを聞いて満足した俺は、帰ることにした。
パナメーラ、カイエンのハイブリッドの試乗はなされますかと聞かれたが、興味のあるモデルではないことから試乗は失礼だろうと断った。乗りたいかといえば乗りたいが、折角の試乗フェア、現実に購入を検討している人が主役である。




ボクスターはポルシェブランド・ヒエラルキーの最下層の位置付けにあり、わざと性能を落としているとの噂を聞く(ケイマンはクーペのボクスターであり、廉価版911。ボクスターはそのオープンカー)。また、安くポルシェオーナーになるための車種と馬鹿にされることもある。


しかしボクスターこそが世界最高峰のスポーツ・オープンカーであることに異論はあるまい。また、ボクスターは、他社のオープンカーが軒並みメタルトップ設定となった今でもソフトトップを採用しているのも好きだ。実情は、ハードトップにするとケイマンとキャラが被ってしまくからとのことだが。とりあえずオープンカーはソフトトップが雰囲気上も重量的にもよろしかろう。S2000と同じく、いつの日にか所有したいモデルだ。




試乗が叶うなら、是非したいものである。
MTではないだろうけど、乗り心地やシート後ろからのエンジンサウンドなど味わえるはずである。
今週土曜日、仕事が早く上がったらいってみることにしよう。
その時にデビューフェアについて尋ねることにしよう。


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posted by ぎゅんた at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | クルマ(なんでも) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

漫画 もう卵は殺さない

I never kill eggs anymore.jpg
ガンスリではありません


少女漫画「もう卵は殺さない」の発売日だったので本屋で買ってきた。
おっさんだって、少女漫画を読みたくなる。
これは夜中、交通量のない交差点を曲がるときに意味もなくヒール&トゥを華麗にキメようと(しかしテクニックがないので失敗する)つい挑戦してしまうのと同じであります。NC1はアクセルの位置が奥で踵を当てづらい気がする…


ちょっと身の上話が混じります。

姉と妹に挟まれた弱者状態だった執筆者にとって、少女漫画はそれなりに身近な存在でありました。
母親も好きなのでしょうか、三人は「りぼん」やら「少女コミック」やらを読んでいたものです。
母と娘二人が権力を持った家庭では残念なことに男の趣味は認められません。おでんのタネに大根がなかったら暴動が起きるようなもんです。コロコロ少年ジャンプといった、当時の同世代ボーイたちの常読書の購入は認められなかったのであります。

そんなこんだで少女漫画しかないから、いつしかぎゅんたは少女漫画を時を忘れるほどに貪り読み耽っていた・・・わけはなかった。読まなかったわけではないが、読みまくることはなかった。りぼんで連載していた「ちびまるこちゃん」以外は記憶にありません。恋もなんのそのの小学生の男の子が少女漫画は読まんだろう。だいたい、ちびまる子ちゃんといっても、まる子の母ちゃんを「ギズモ」gizmo.gifといって爆笑していた程度のものである。そしてそれは、後のアニメ版の大ヒットに伴ってドラクエ3を愛好していた我々の間で大流行することになった。

少女漫画にさして興味はなかったが、公文の塾に置いてあったジュール・ヴェルヌの「15少年漂流記」にはハマって、暇さえあれば読み耽っていた記憶があります。やっぱり男の子は冒険物だね!よっしゃみんなで秘密基地つくっぞ、放課後裏山に集合な!


てなわけで
少女漫画は身近な存在ではありましたが、心惹かれるものではなかったのです。…文学少年でもなかったが。


他人の家に水風船を投げ込みまくったり、公衆電話BOXの下の隙間から花火の煙玉を転がしいれて煙まみれBOXを作って遠目からみて爆笑したり、自販機のおつり口に蛇花火の残骸をセットしておいたり、犬の糞に棒を取ったロケット花火の弾頭を突き刺し点火、脱兎のごとく逃げる「ボンバーさん」遊びをしまくっていた微笑ましい少年時代も終わり、初恋も終えちゃったりするあたりで、家に転がる少女漫画に手を出し始めます。読みきり物が好きで、連載ものは読んでいませんでした。今月は自分好みの話があるかな〜と雑誌を開いていた記憶があります。


さて、おっさんにっても時々は少女漫画を読む。これは紳士の嗜みであります。世の紳士の半数は誰にも言わず少女マンガを読んでいるのである(脳内調べ)。

少女漫画を読む理由とは、まあ以前の記事にあるとおりです。「非日常フワフワ感を味わえるのが少女漫画の醍醐味であると考える」ので、「自分好みの絵柄で世界が描かれていないと話にならない」。この通りであります。

放課後ポニーテールは、まだ連載が始まったばかり。作者様もまだ新人のようです。
ですので、絵柄や背景にはまだ稚拙さがあるように感じますが、初単行本の作品に比べると基本となる絵柄が確立されてきて、表現技法もこ慣れてきた感じを受けます。初単行本の絵はかなり雑ですもの。うむ、なんと偉そうなコメントであろうか。美術の成績がだったくせに。それは正歴史であって黒歴史。過去は消せず。模写も創造画も、なにひとつ絵を描くことができない。ぎゅんたは絵が描ける人を尊敬します。


話は戻ってそんな別冊マーガレットつながりであるのだが、同誌で連載されていたお気に入り作品に「シトラス」があります。絵柄がドストライクで惚れこみました。話もなんだかしょっぱいんですよ。他の連載されている漫画と路線が違うんですよ。うまく言葉で現せませんが…
この作者様の原作の単行本を買ってきて読むに、どうにも少女漫画と呼ぶには「かたくそ真面目に難しい」ところを突いてくるスタンス。どうも男性向けな気がする。作者である香魚子(敬称略)は「女の子の話を書くのが好きです」とのことだが、当の女の子らにはウケにくい漫画のような。いや絵柄とともにそこに惹かれたのだが。

そんな作者の最新刊で、読みきりオムニバスだったので発売日に購入してきました。
あいかわらず「空気を読めない扱いづらい設定の男」やら「心の奥底に重油みてえな黒い衝動を鉄鎖縛りしている内気で引っ込み思案な地味子」などの人物描写が上手です。作中では、性根では好い人なんだけど周りからは理解を得られないいで浮いちゃってるタイプとして描かれる。作者の得意パターンに違いない。

尚、作者は今、別冊マーガレットで新作を連載されています。
ただし、原作は別人なので、作画担当です。漫画「バクマン」のようなスタイル。二人三脚システムというのかよくしらんけど。魔法少女モノですがほうきにまたがってマジカルステッキの世界ではありません。連載はまだ始まったばかりですが、当然「地味子」がいますので、いずれ香魚子節にかかって黒衝動を発動すると思われます。


ひとまず香魚子先生の作品に興味のある方は「シトラス」が読みやすくオススメです。
無論、「もう卵は殺さない」もオススメです。女性よりも男性に愛される作家だと思います。


まとめ 
ぎゅんたは、田中てこ先生と香魚子先生を応援しています



余談

本を買うときは、本屋さんで買いましょう(できるなら) 
あなたの街から本屋が無くなる。
するとそれはボディブローのように効いて来る事態となるのだ。
 
posted by ぎゅんた at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

BB弾を植物の種にすれば子供たちがそこらじゅうに緑をもたらすぞ

錦城山1.jpg


友人の一人に山好き(山キチであり山師ではない)がおりまして、そういえば山になんて足を踏み入れることなんてしとらんなあと思っていた。
日曜の午後、陽気に晴れていたので母校の裏山に行ってみることにした。

一年前に足を踏み入れたときは、荒れ放題で、幼少時に走り回った山路が通れないほどであったが、篤志家の方々のおかげで整備されたときく。どうなったのだろう。

山のふもとの公園や小学校のグラウンドでは、小学生がサッカーや野球に興じてにぎやかであった。
あ、山に入るときには刃物を携帯するとよいというのに忘れてしまった。が、まあ深い山ではないのでよかろうと入山。昨年に訪れたときは荒れていたためか、日中だというのに鬱蒼としており、怖くなってすぐに下山したのであるが、手入れが入ったためだろう、雰囲気は明るくなっていた。基本ビビリなのでこれは助かる。

思えばこの山は、小学生の頃や中学生の頃によく来たものであったが、一人できたことは無い。
山遊びはよくやったものであるが、不思議と一人ではこなかったものである。
子供一人で行ってはいけません、という言い付けを素直に守ったのもあるが、一人でいると視線や違和感を時折感じ、それが恐怖として身体に染み込んでいる気がしてならない。山はオカルトな話でいっぱいである

歩きやすくなったルートを登っていくと、小学生の頃に蛍光BB弾を拾いにきた場所に出た。
今はSEをやっているジャバウォック君(メタボ気味)と拾っていた記憶がある。

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調査か手入れかわからんが、ブルーシートのかけられた一角があった。この山は城跡なので文化財なのである。この先を道沿いに行けば「馬洗い池」が左手側に見える十字路につく。右に行けば下山ルート、まっすぐ行けば、アスレチックのある二ノ丸につく。まっすぐ進む。このあたりは鬱蒼としていて少し怖い。しかもおっさん一人である。ふもとから子供らの遊び声が聞こえなかったら帰りたくなるのは必定であります。

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この二ノ丸は、小学生2年生、3年生のときに宝探しイベントのあった舞台である。夏休みだったと思う。
制限時間内に、二ノ丸の中に隠された番号の書かれた紙を一枚見つけ、景品と交換するというものである。
しかし2年生の俺はまだ山に入れなかった。姉が行ってゲットしてきたのだろうか、ソフビのウルトラマン人形を手渡されたのを覚えている。

3年生ともなればいよいよ参加だ。
宝探しイベントが行われることを友人から聞いて、二人してチャリを麓まで飛ばし、二ノ丸まで駆け上っていった。馬洗い池の前で待たされる参加者。開幕、ロープ封切と同時に俺は…

錦城山6.jpg


画面の左端の小屋(通称:鬼太郎ハウス)に走り、その屋根の裏に隠されていた紙切れをすばやくゲットした。景品は思い出せない。多分、期待にこたえたものではなかったのだろう。
とにもかくにも懐かしい思い出である。

宝探しイベントとはなかなか思い切ったことをしていたものだな、といまになって時代を考えたら、バブル景気真っ盛りであった。

二ノ丸の先へ進むが、道が荒れ始め、人があまり通っていない様子である。
また、道のアチコチに土が盛り上がって蛇が抜け出た巣穴(?)があってなんとなく怖い。だんだん獣道みたいなところに出たので踵を返して下山ルートに向かった。
人が通っていないために蜘蛛の巣だらけで参った。新作のスパイダーマンはみにいってやらんぞ。

それにしても運動不足がたたって息が上がる。
下山して休憩していると、こどもらがわーっと走り降りてきた。誰が一番先に下山できるかの競争だろう。
みんなが集まったところで「首吊りでなかったね〜」みたいなことを言っていた。
この錦城山は、幼稚園児や低学年生が授業の一環で登ることがあるのだが、その課外授業で「首吊りを見た」というの噂があった。学校の怪談および七不思議と同じ「よくある話」である。ぎゅんたが小学生のときに既にあった話だ。それが、いまもこの後輩たちが知っているというのであるとすれば伝統として残っているのだろう。感慨深いものがある。歳とっただけという心無いツッコミはやめてください。


課外授業で首吊り自殺者を発見したかどうか真偽は定かではない。
鬱蒼とした雰囲気、一人では入山したくない気持ちがわくこの山には、今でも夜に近づくことができない。
 

まとめ
ぎゅんたはビビリのおっさんです
 
posted by ぎゅんた at 20:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日常茶飯(ちゃめし)ごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「敵襲〜〜ッ!!」カタパルト凶器 映画「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略」

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土曜の夜は映画ある。
二代目デミオに乗るある男が言った。
「ベルセルク観に行こうぜ!」
というわけで今回のお題目は「ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
「U」、とあるのは、三部作構成なんでその中編だよ、ってな意味である。

ピピンがまったく喋らないTも劇場でみたが、正直、出来はイマイチで「これで三部作って大丈夫なのかなオイ…」と一抹の不安を抱いたものであった。
しかしTを共にみた友人は戦友、観に行くと言うならばお供せねばなるまい。

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映画「ベルセルク」は原作ベースであり、いまさらストーリーを説明することはあるまい。
この映画を見にいく・興味のある観客の93%は原作を熟読している読者だからである。

それでもおおまかにストーリーを説明すると、大暴れする巨漢ピピンとその仲間たちを取り巻く数奇なる運命。そしてヒロイン・アンナの出番の少なさに嘆くと同時に今後の活躍に期待する、というものである。

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「えっ俺ベルセルク読んだことないんだけど?」とチケット購入時に狼狽したねぷた祭り狂の友人も拉致された。お前ワクワクしてたじゃねえか。レッドアイズの劇場版と勘違いしやがって。アニメ化もされてねえよ。ヘイデンさんは萌えギャグキャラ

SUZUKI kei(5MT)で福井コロナへ駆けつける。
チケット使えば1k+ポップコーンSでみれるのは有難いからおk。
公開初日だけあって観客が多いです。男比率99%でしたが。

二番出汁をとるかの如く語りつくされている原作に忠実にストーリーは進行します。
前作で指摘されていたバトルシーンがCG多用チープ臭でヘボい、というのは、今作ではマシになって気にならなくなっているのではないか。敵さんをブッた切るモーションと動きは単調ですが、とにかく切りまくってバラバラに吹っ飛ばしまくっているので満腹感があります。我らがピピンさんの活躍するお姿、晴れ着姿も見れます。Tでイマイチ…と切った人は再考すると良かろうと思います。ガッツさんが逆シャアのギュネイ・ガスに見えたり見えなかったりしたのは疲れているからだろうか…

Uのストーリーは蝕の前までです。
みんな大好きバーキラカはまだ登場しません。
でも、ヒロインのアンナさんは少しですが登場します。
アンナさんが仕えるシャルロットの方がメインに見えますが気にしてはなりません。

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しかしまあ、高校生のころにを読んでいたときは特に気にも留めませんでしたが、シャルロットは実に可憐でいい娘ですね。こんな魅力的な娘だったとは、おっさんビックリです。人の好みとは成長(老化?)と共に変わるものなのですね。スタッフは描写に力入れすぎです。


Vではいよいよ蝕ですね。面白さが頂点へ向けて加速します。
この頃のベルセルクは、作者に神が光臨していたんじゃないかというクオリティに恐ろしいものがありますね。漫画「デビルマン」後半、作者・永井豪に悪魔が光臨していたかのように(実写映画版は禁則)。


まとめ
Tの出来に肩を落とした人も大丈夫!
「ロードオブザリング(三部構成)」でいう「二つの塔」みたいなモンだと捉えてもらいたい。ピピンの活躍に心を躍らせるのだ。
家族やカップルで観に行くと気まずいシーンのある映画ですので、単身か気心の知れた男友達と観に行きましょう。そして帰りすがら「原作はいつエルフヘルムにつくんだよ」と語り合いましょう。
 
posted by ぎゅんた at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

笑いと哲学にお涙を添えて 映画「ロボット」感想

巷で話題?のインド映画「ロボット」である。事前情報は「インド映画である」ことしか知らぬ。

上映している最寄の映画館は福井コロナシネマワールドであった。
封切から時間が経ったためか、上映時間が午前10:15のみであった。
平日の休みを利用し車で向かう。台風はどこ吹く風の晴れのち曇り日和。オープン走行日和でもある。

劇場は年金生活のご年配や、同じく平日休みであろう映画好きっぽい若者の姿が結構見られる。平日の午前から映画というのは気分が良いものだ。この映画館はいつきてもお客の入りが良く、心地よい活気があるので気に入っている。

客足が良さそうに見えるのは、おそらく、このような利点があるからだろう。

利点
・大作は無論のこと、マイナーなB属性映画まで幅広くラインナップしている
・値段が安くつくところにある
・女の子スタッフの制服姿が可愛い(少なくともワーナー・マイカルよりは)
・駐車場いっぱいある
・併設のアピタエルパの規模が大きく、ショッピングも可

特にチケットの安さはありがたいもので、平日の大人一人だから1700円を覚悟したが、コロナッチョカードなるものがチケット購入時に即時発行され、提示による300円引きサービスが受けられ、1400円ですんだのであった。これに限らず、チケット購入時に18歳以上用「1000円チケット+ポップコーンS」クーポン二回分と18歳未満用「800円チケット+ポップコーンS」クーポン二回分がもらえるのである。これが実にありがたい。人目を気にしなければ、チケット購入前に、劇場ロビーの椅子・机に放置されたこのチケットを拾って私用しても(多分)大丈夫である。やったことはないが。


Robot.jpg
以下、少しだけネタバレあり注意


さて開幕初っ端からインド映画らしさ爆発でオープニングに突入し本作は始まる。
アニマルプラネットみたいな芝生の家の白いおうちに住んでいる博士はロボットの開発に夢中で女子供はすっこんでろ状態になっています。博士の風貌は中年面のひげもじゃで髪もボサボサ。則巻千兵衛博士みたいであります。

一生懸命組み立て作り上げて動作のチェック、少し踊って、人工皮膚のマスク見たなもんをかぶせちゃえば、劇場ポスターにあった人間そっくりのロボット美少女が…とおもったら、千兵衛博士の双子のような中年ロボットが誕生しました。出来上がったロボはおっさんです

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少しこういう心境になったのは内緒だ…が、ロボット=美少女 なんて連想するのは世界広しといえど一部の日本人ぐらいのものかもしれない。マイノリティなのである。
しかし人間に比べて、社会常識に欠いたボケをやらかし機械ゆえのバカ力を持っているところは世界共通です。

よちよち状態のロボットは、お約束どおりのギャグ的やり取りを経て、だんだんと存在感が増してきます。「リアル・スティール」のようにリモコンならびに音声操作ではなく、自律活動タイプです。EVです。どんなバッテリーやねん。

この映画はお馬鹿アクション映画でもありますが、最初のアクションシーンの山場は列車内で悪党どもと繰り広げるのですが、ここが本当にバカで好き。動きに摩訶不思議さが溢れていて不自然なのですが笑いで吹き飛ばしちゃうパワーが凄い。ここのシーンのノリを、今までに観た映画で何が近いかを例えるならば映画「スコット・ピルグリム」の最初の元カレの登場〜バトルシーンにそっくりです。

あのぶっ飛んだシーンになって気持ちが
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となった人は、もう迷わずにこの映画をみればよい。わたしが保証しよう
そういえばあの元カレはインド人だった気がするがまさか…


この映画はギャグやド派手なアクションシーンに終わるだけでなく、機械に感情を与えることについて観客に考えさせるちょっと考えさせるシーンが含まれている。

機械であるロボットには、感情はない。だが、もし感情があったら・・・?
これは昔から散々題材にされてきたテーマといえよう。
ロボットも感情を持つ、といっても、思いつくのはT2ラストの「俺には涙は流せないが」ではなかろうか。
別れなくてはならない辛さと悲しさを人間もロボットも共感する、というものである。
それか、シリアス路線ではないが、ドラえもんやコロ助もいる。
彼らには明確な感情があり、笑い、怒り、泣くのである。恋心を抱くこともある。

本作のチッティは、最初こそ感情を持たないが、博士が感情を理解してもらおうと英才教育をし、なぜか雷が落ちたことで感情を持つようになる。
するとあろうことか、チッティは実に空気の読めない存在になるのである。それまではコミカルなキャラだったのに、途端に扱いづらい存在に豹変する。
ロボットは、作中で語られる言葉に拠れば「不自然だから人間ではない」のである。
人間が人間ならしめているのは、様々な意見があるだろうが、まず「感情を持っている」からといえなくない。では、ロボットが感情を持ったら?いや、それでもやはり、不自然なのだ。ロボットなのだ。愛し合うことはできない。人間の姿をしていて感情があっても生命が無いとするのか。その論拠に明確な理屈は提示されない。チッティは作中で「私は老いず永遠に生きる」といっていた気がするが、すると彼は命を理解しているのだろうか。ロボットは生命の終わりまでの期間が、寿命がない。動けなくなるのは動力が切れたからであって、死ではない。死がない。命は終わりがあるから、在るともいえるから、「死」の概念に乏しいチッティは命を理解しているとはいいがたいのではないか―こういうことを観ながらにして考える。おそらく、製作者側の狙いでもあるのだろう。馬鹿笑いさせたかと思えば、このようなちょい哲学させたりするつくりになっている。しかし、答えは個人で適当に考えてくれやとばかりに物語はアクションシーンの連続に突入する。

鑑賞していて気になったのは、シーンの切り替わりが妙にツギハギ感あることであった。インド映画だからと思わないでもなかったが、途中、「え、貴方は誰?」という妊婦が出てくるので余計に気になった。それまでも、なんとなく説明不足なまま進行しているので、意図的なものかどうか気になってはいたのだが。そもそも博士の所属からして謎で、個人発明家なのか大学に所属しているのかようわからん。さして重要でないポイントであることはわかるが。

これに関しての答えは公式サイトにあった。
オリジナルの「ロボット」は3時間あるのだが、日本公開には「長すぎる」とカット編集されているとのことである。主人公がやけにお金持ちなことや、助手二人の造反ともいえる行動の根拠や、ヒロインの親族らについてがカットされていたのではなかろうか。確かに、無くても強引にみれてしまうし。
そして、完全版(ノーカット版)もまた、ごく一部の劇場では公開されている。
この映画を見たい方は、足を運んで完全版をみるか、完全版を収録したDVDやBDを購入するか、カットシーンなんぞしらねえよと劇場に行くかの三択である。


物語は終盤へ。
メッタメタのギッタギタを体現するかのごとく映画史に残る大暴れをしたターミネーター集団を博士が何とか頭脳解決して、チッティは元の「100人力」verに戻ります。
意識を失うかのようにシーンが変わり、そこには序盤の姿のチッティがいます。
このチッティの姿を見たとき、貴方もまた、心の底から沸いてくる嬉しいような愛おしい気持ちを感じるでしょう。さっきまで暴れまくっていたチッティであることに変わりはないというのに。この、あまりにも大きな落差を感じることこそがこの映画を観る醍醐味かもしれない。そして、その落差を感じた自分の心を冷徹に考察することも。

甚大な人的物損被害がでましたから、博士は極刑にかけられます。
が、チッティの「やったのは機械だから事故である」+証拠、真犯人は別にいたってなことで博士は無罪になります。この辺は実にあっさりで、正直「え?」と思いますが、長時間この映画を見ていた観客はある意味毒されているので「まあ、いいか」と納得します。

そして、感情を持ったロボットと人間は、お別れをしなくてはならないのです。それが物語の決着なのです。
「落差」を感じて思考が逡巡しているときにこのお別れのシーンがくるので、わかっちゃあいても目頭が熱くなって仕方が無いわけであります。実にズルイ、心憎い構成である。

最近良く映画で泣いてしまう…歳とったんかなあ。おっさんですけど


あまり言いたくないが、結局発言するので言っちゃうわけであるが、邦画であればここで「さあ泣けや」といわんばかりにJ-POPが流れて役者の顔アップ+叫びが入るであろうことは瞬時に予想がつきます。
「別れ」は悲しいものなのだから、無理に泣かせようと訴えかけんでよろしい。安直な感動モノタレント映画を作る連中は黒澤明の「生きる」をみて再考するんだ!
 

まとめ
「ロボット」は、いっぱい詰まったアクション娯楽大作です。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」が好きだった方も、これが初インド映画なの…///という方にも超絶オススメです。完全版を観にいける環境にある人が羨ましい。ぜひ劇場へ。
 
posted by ぎゅんた at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

ふと気づけば気持ちが悪い 映画「サマーウォーズ」感想

summerwars.jpg


狭い世界の何かがが大きな世界を揺るがす。
これがセカイ系とよばれるジャンルだったかと思う。ラノベとかエロゲーにありがちな設定、といえば通りが良さそうだ。細かく定義はあるらしいのだが、それでも厳密に決まってはいないらしい。少なくともぎゅんたはセカイ系を「狭い世界の何かがが大きな世界を揺るがす」と解釈しているのでそれでよしとする。
セカイ系がなんたるかを真面目に議論する価値などないから、乱暴な話だけれども、それでいいと思う。


何年か前、ネット上で「時をかける少女」が話題になったことがある。
予告編を見たが、面白くなさそうなのと声優の声が受け付けなかったので結局、今に至るも見ていない。ときかけの評価は高かった。そして、同監督の新作であるサマーウォーズが発表され世に出たのである。


サマーウォーズもまた評価は高かったようだ。
地上波で放送されると、世界に誇れる日本の便所の落書き掲示板の実況スレッドが活発である。少なくとも人気のある作品であることは間違いない。


そんな「時をかける少女」、「サマーウォーズ」に続き、同監督の新作である「おおかみこどもの雨と雪」が7/21に公開される。友人らはみにいくという。面白くなさそうなので興味はないのだが、好奇心を失ったおっさんは煤けている気がしないでもないので一緒に行こうと思っている。これは「日常生活の無為を回避するための行動」のような気がするし、やや不健康な焦燥感にも思える。が、家で転がって昼寝をしているよりはマシである。金を払う分、真面目にみるだろう。


さてレンタル旧作一週間100円で借りてきたサマーウォーズ。
おれはキングコーンが見みたいっていうのに、なんでないんだGEOの野郎。無駄に量だけはあってレンタル率の悪そうな韓流コーナーなんぞ地下室に持っていけや!あの法則が怖いから韓流なんぞに触れる気は起きん。俺、サマーウォーズの感触がよかったら、おおかみこどもを観に行くんだ…



(中身が一)切ない物語

細かくアラ探しをすると気に食わないところがボンボン出てくる。
逆に、純粋無垢な心で素直に鑑賞するならば、綺麗なアニメーションがこれでもかと堪能できる良質な作品となるのではないか。
つまり、いんだよ細けぇことは(画像略)の精神の元、ノリで楽しむ映画なのである。同類映画に「バトルシップ」がある。これは熱い馬鹿映画で素晴らしいものであった。しかしこのサマーウォーズは好きになれない。



なにが気に食わないのか?

・作品の題材がネットありき。別に目新しさもなく、燃えない
・ヒロインに魅力がない。これが学園のアイドルだと?
・ラノベ設定な主人公
・とりあえずキーボードをカチャカチャするのがデキル・スタイル。マウス?知らねえよしゃぶれよ
・暗号解読した人は世界に53人いた。主人公の送信したアンサーは最後の人文字が不正解だったらしい。ふーん。なんでアバターが乗っ取られて、そいつに敵視されたの?
・水道局員のOZアカウントを奪うと水道システムが掌握出来る治水システム
・JR職員の以下略
・金髪おまわりさん
・人と人との繋がりが大切なんじゃ、だからシステムネットワーク大障害で緊急事態の時も慌てず、電話で檄を送る
・息子にも檄を送る。ネットワーク回線に障害が起きている中、公共回線を使って
・指名手配されたが、そんなことはなかったぜ
・人はお互い身近に寄り添い助けあうものなんじゃ。しかし近所の住人登場しない
・唐突に人に囲まれる田舎の生活嬉しいとみんなに告白する主人公
・山売った金で渡米してラブマシーンのAIを開発したワビスケさん、親族のとはいえRX-7を窃盗して逃亡。しかも最後ぶつけまくった車で本家に乗り付け、さらにぶつけ大破。フロントガラスにヒビがはいっていたが、あのヒビは人を跳ねたときに頭部がフロントガラスに当たってできる形にみえる。轢き逃げしてきたのでしょうか
・世界のピンチを長野のこの本家ですべて解決する
・そんな成り行きを世界の人はおとなしく見守ってくれています。協力に出てきません
・あまつさえ「ぼくのアカウントを使って!」のワールドワイド元気玉展開。やっている博打は日出ずる国の遊戯・花札。出番の薄いヒロインとラブマシーンが花札でアカウントの奪い合いだ!
・しかしラブマシーンAI開発者に花札で負けているヒロイン
・衛星が落下したけど、本家はそれたから無問題
・こんなメチャメチャなOZパニックがおきたけど、死者は出なかったよ!
・ほっぺにチュー めでたしめでたし
・暗号を解く能力=数学がデキル
・夏である意味は夏の田舎が描きたかっただけである
・RX-7は犠牲になったのだ

通しでみましたが、どうも上記の点が受け入れ難く、私を作品の中に没入させませんでした。ですので、細かな差異はあるでしょう。気になる方は、ご自身でぜひ確かめて下さい。



この作品のテーマはなんなのだろう?

みんなで力を合わせること、決して諦めることなく戦うことだろうか。
そのテーマが生きている舞台が長野の本家ぐらいのものであり、世の中は彼らに都合よく振り回されている感がある。一貫性がないのだ。アカウント元気玉が力を合わせることなのか?なぜ、ネットワーク障害による危機であっても、主人公らに任せっきりなのだろうか。最初の暗号を解読した人が世界に53人いたのなら、彼らと力を合わせて戦い抜くものではないのか。OZのネットワーク上位管理者らもいるはずなのに、彼らは一切登場せず、物語を解決に導くのは主人公らだけである。世界の危機だと喚き散らかしておきながらずいぶん狭い世界に感じる。シナリオ上、都合の悪いものは排除すれば安泰なのだ。ならば整合性を与えろと言いたい。


偶然、地球が滅びる原因を知ったのが主人公らだけ。頼れるのは数人の仲間たちと一部の関係者。何とかしなくちゃならぬと仲間みんなで力を合わせて無事解決、「みんなでどこに行っていたの?」とお母さんに訊かれて「うん、ちょっとね(信じてもらえないだろうなあ)」とこたえる。大長編ドラえもんが冒険ものとして如何に納得のいくシナリオであるか。


セカイがヒッチャカメッチャカになる、渦中の関係者は自分らだけ、自分たちでセカイを救わねば!

物語にケリをつけるのは自分たちであり、尻拭いもしたのだといえる。結果論として。
「自分たち」が振り回した世界の人々に詫びをいれることはない。なぜなら彼らは世界を救ったからである。



もう見返す気にもならん


この作品はオタク向けに作って、商業成功を収めるかどうかをみたのだろう。
そして効果はあったのである。これに味をしめた業界はおたく向け商法を展開してゆく。

ところで、主人公が数学に秀でているのであるという設定なら、数学のロマンを織り交ぜるなり掘り下げとかないと駄目でしょ。隠れた名作SenceOffの椎子シナリオを読んで出直して来いといいたい。もっとも、あれはただシナリオ担当者が数学について書きたくて仕方が無かっただけのようだが。


新作「おおかみこどもの雨と雪」は誰をターゲットにしているのだろうか。
ケモナーか?しかしそれでは売れんぞ。絶対数が少なすぎるからな。夏休みのファミリー層だろうね。どのような内容かは推して知るべし。私を鎮めるにはタオルが何枚あっても足りんぞ



まとめ
夏休みなら、虹色ほたるリバイバル上映して下さい。そっちのがいいです絶対。


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posted by ぎゅんた at 22:11| Comment(39) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月18日

返事 ZEBRA SARASA CLIP 0.3

pen pic.jpg


昼休みにポストを覗くとゼブラ株式会社より封筒が。
フフフどうやら調査の結果が出たようだな…

ペーパーナイフで封を開けますと、中には一枚の手紙が

reply from ZEBRA.jpg

だ、そうです。

ボールを支えているカシメが緩んでボールが脱落し、スプリング部分が溢出していた状態だったようです。
なるほどー

ところで、文章をよんでいくと、水性は油性に比べてインクの減りが早そうですね。
多くの家庭の電話機横のペン入れにある、干からびたのかインクの出なくなった油性ボールペンの亡骸をたくさん目撃してきたぎゅんたは、たとえインクの減りが早くても「軽い筆圧で、はっきりとした文字を書くことができる」水性ボールペンを熱烈支持します。細く濃い線が軽い筆圧で書けるのは快感です。


まとめ
ぎゅんたはこれからもZEBRAのサラサクリップを愛用し続けます。
 
posted by ぎゅんた at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 文房具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする